フレッツ光を契約していたけど、通信速度、料金などに不満もあり、他の光回線への乗り換えを考えている方もいるのでは?
フレッツ光から光コラボへの乗り換えなら工事不要で始められて、キャッシュバックや月額料金の節約など様々なメリットがあります。 また
独立回線へ乗り換れば、通信速度の改善も期待できます。 ただ、いざ乗り換えとなると「乗り換え方法はどうすれば良いの?」「どの光回線がお得に契約できる?」など疑問も多く出てくることでしょう。 そこで本記事では、
フレッツ光から他の光回線へ乗り換えるメリット、乗り換え方法、おすすめの乗り換え先などを一挙に解説します。 気になる疑問をぜひチェックしていきましょう。
フレッツ光から他の光回線に乗り換えるメリットとは
フレッツ光から他の光回線に乗り換えるメリットから見ていきましょう。 主なメリットとしては以下の4点が挙げられます。
毎月の料金が安く抑えられるほか、各種のキャンペーンや割引でお得に契約が可能です。 特に独立回線への乗り換えなら通信速度の高速化も期待できます。 メリットを詳しく見ていきましょう。
●毎月の通信費がフレッツ光より安くなる可能性がある
毎月の通信費がフレッツ光より安く抑えられる可能性があります。 特に
NTTから回線を借り受けてサービスを提供するいわゆる「光コラボ」では、多くのところでフレッツ光よりも安く光回線を提供しています。 光コラボではプロバイダがセットで提供されるため、
プロバイダ料金が別途必要なフレッツ光と比べると、トータルの月額料金は安く抑えられます。 フレッツ光と光コラボのサービスと料金を比較すると以下の通りです。
上記の比較でいうと、毎月200~1,000円程度安くなります。
年間にすると数千円~1万円ほどお得になる計算です。 月々にすると決して大きくない金額ですが、何年も契約を続けていくことを考えると大きな金額になっていきます。 光コラボの通信品質がフレッツ光と大きく変わらないことを考えると、少しでも安く使えるのはやはり嬉しいですね。
●回線速度の高速化が期待できる
フレッツ光を使っていて「通信速度があまり出ないかも」「夜になると通信が遅くなる」など、回線速度で不満を感じているなら乗り換えも選択です。 特に
「auひかり」や「NURO光」といったフレッツ光以外の回線を使用した光回線サービス(=独立回線)へ乗り換えると、大幅な速度の改善も期待できます。 光コラボへの転用では回線はフレッツ光で変わらないため、速度が大きく改善されないケースも多いですが、
独立回線では、自社独自の回線でサービスを提供しているため、乗り換え後に通信速度が速くなる可能性が十分にあります。
●乗り換え先でキャンペーン特典が受けられる
高額キャッシュバックなどの豪華なキャンペーン特典が受けられるプロバイダも多数あります。 特に光コラボへの転用なら、解約金や工事費がかからないので、事務手数料などの少額な費用のみで、
数万円レベルの高額キャッシュバック特典が貰える可能性があります。 また、各代理店で独自の高額キャッシュバックなどを用意しているところもあります。 公式特典と合わせて代理店キャンペーンまでチェックしておくと、もっとお得に乗り換えができるでしょう。
●スマートフォンとのセット割引が受けられる
ドコモ、au、ソフトバンクの3キャリアでは、光回線とのセット割引があります。 各キャリアともに、
家族全員のスマートフォン代が「1人あたり最大1,100円割引」になります。
割引の適用人数によっては毎月4,000~5,000円など大幅な割引も可能です。 例えば、家族4人で1,100円割引が適用されれば、合計4,400円割引です。 光回線の月額料金の大部分の元がとれる計算となります。 キャリアショップなどで光回線を強くおすすめされた経験がある方も多いと思いますが、金額や割引のルールを確認すると、確かにかなりお得な内容です。 その他、
格安SIMとのセット割引を提供している光回線もあります。 スマートフォンとまとめて通信費を節約したい方は、このあたりも合わせてチェックしてみると良いでしょう。
フレッツ光から乗り換えるには2種類の方法がある
フレッツ光から他の光回線への乗り換えは、
光コラボへの転用、独立回線への新規契約の2種類に大別されます。それぞれ詳しく紹介していきます。
●フレッツ光から光コラボに「転用」する
光コラボとは、
NTT東日本・NTT西日本が提供している「フレッツ光」の光回線を、各事業者が借り受けて、自社のインターネットサービスとして提供するモデルです。
光コラボでは、フレッツ光の速度・品質はそのままに、各社独自のサービス・キャンペーンを展開しています。
上手に乗り換え先を選べば、使い勝手はそのままにもっとお得なサービス・特典が受けられます。 なお光コラボでは、
フレッツ光の回線を使用するので、開通工事は不要です。 フレッツ光で転用のための番号取得をして、乗り換え先に申し込みをすればOKです。
(光コラボへの転用の手順は記事の後半で詳しく解説します)●フレッツ光から別の光回線を「新規契約」する
光コラボ以外の光回線、すなわち
独立回線を契約する場合は、新規契約で手続きを進めていくことになります。 フレッツ光の回線ではなく、
乗り換え先のサービスの回線を新たに開通させる必要があるため、開通工事も必要となります。
フレッツ光から乗り換える際の注意点
フレッツ光から他の光回線へ乗り換える際の注意点も確認しておきましょう。
注意点としては以下の4点が挙げられます。 事前に確認しておきましょう。
●フレッツ光の解約には費用がかかる場合がある
フレッツ光から
他の光回線へ乗り換える際に、解約金がかかる可能性があります。 「フレッツ 光ネクスト」の料金プランでは、2年契約を結ぶ代わりに毎月割引が受けられる特典があります。
NTT東日本では「にねん割」、NTT西日本では「光はじめ割」として特典が用意されています。 にねん割、光はじめ割では、
契約期間内の解約では「解約金」の支払いが必要です。
ただし、
光コラボへの乗り換えでは、上記の解約金は発生しません。 割引自体は終了しますが、解約金の支払いは不要となります。
要するに独立回線への乗り換えで解約金が必要になるということです。
●独立回線へ乗り換えるなら提供エリアに注意する
フレッツ光からauひかりやNURO光といった
独立回線へ乗り換えするなら、提供エリアにも注意しておきましょう。 独立回線の提供エリアはフレッツ光とは異なるので、現在、光回線を使えていても、
乗り換え先によってはエリア外になる可能性があります。 提供エリアは各サービスの公式サイトで確認が可能です。 なお、
光コラボの提供エリアについてはフレッツ光と同じです。
●乗り換え先によっては電話番号が引き継げないケースがある
光電話で発番した電話番号は、光コラボ以外では引き継ぎできないので注意しましょう。 アナログ電話として発番した電話番号であれば光回線の乗り換え後も電話番号の引き継ぎが可能です。 一方、
ひかり電話として発番した電話番号については光コラボ以外では引き継ぎ不可となります。
光コラボ以外への乗り換えで光電話の電話番号をどうしても引き継ぎたい場合は、
NTT加入電話に戻してから乗り換えをして、乗り換え先で再度ひかり電話を契約する手順(いわゆる「アナログ戻し」)が必要になります。
●乗り換え後はフレッツ光の独自サービスが利用できなくなる
乗り換え後はフレッツ光の独自サービスは利用できなくなります。 例えばNTT東日本の「
フレッツ光メンバーズクラブ」は、フレッツ光の解約後は使えなくなります。 フレッツ光メンバーズクラブは、毎月の支払いや契約更新でポイントが貯まって、カタログギフトなどとポイントを交換できるサービスです。 「普段意識してなかったけど、実はポイントが貯まっていた」という方も多いはず。
乗り換え前にポイントは消化しておきましょう。 その他、
乗り換えと合わせてプロバイダも変更した場合には、プロバイダメールも使えなくなります。 重要な連絡先やWebサービスの登録でプロバイダメールを使用しているなら、「アドレス変更を知らせる」「Webサービスの登録アドレスを変更する」など、事前に対応を済ませておきましょう。
【2021年最新版】フレッツ光からの乗り換えでおすすめの光回線
フレッツ光からの
乗り換えでおすすめの光回線を紹介していきます。 どこに乗り換えると一番お得になりそうか、ぜひチェックしていきましょう。
●ドコモユーザーなら「ドコモ光」への乗り換えがおすすめ
ドコモユーザーなら、「ドコモ光」への乗り換えがおすすめです。
「ドコモ光セット割」で、家族全員のスマートフォン代が一人あたり最大1,100円割引になります。 スマートフォンの通信費と合わせて大幅な節約が可能です。
一緒に住んでいる家族だけでなく、離れて暮らす家族も対象となります。 3親等以内なら「ドコモ光セット割」が適用できます。
申し込み窓口としては、
正規代理店「ネットナビ」がおすすめです。 ネットナビでは、
最大20,000円の高額キャッシュバックを実施中です。 公式特典にプラスして、ネットナビ独自のキャッシュバックが受け取れます。 キャッシュバック金額の詳細は以下の通りです。
指定の条件を満たすと最大20,000円、条件なしでも15,000円のキャッシュバックが貰えます。 ぜひネットナビを窓口にしての契約を検討してみると良いでしょう。
●auユーザーなら「So-net光プラス」への乗り換えがおすすめ
auユーザーなら、乗り換え先は「So-net光プラス」がおすすめです。
セット割引「auスマートバリュー」で、auを契約している家族全員のスマートフォン代が一人あたり最大1,100円割引になります。 スマートフォンの通信費と合わせて大幅な節約が可能です。
auスマートバリューでは、同居家族に加え、50歳以上の離れて暮らす家族も割引の対象となります。 一緒に暮らす家族も、離れて暮らす家族もまとめてスマホ代が安くなります。 So-net光プラスも、
正規代理店「ネットナビ」でキャンペーンを実施中です。 適用条件はありますが、
公式キャンペーンと合わせて、合計で最大62,400円の大幅割引が受けられます。
- ネットナビ限定で最大10,000円のキャッシュバック
- auスマートバリューで最大26,400円割引
- So-net長割で最大13,200円割引
⇒合計で最大62,400円割引 なお、So-net光プラスもフレッツ光の回線を使用した光コラボのサービスです。
フレッツ光からの乗り換えなら、工事不要で初期工事費もかかりません。 auスマートフォンとのセット割引を狙うとなると、auひかりを思い浮かべる方も多いと思いますが、工事不要という点はauひかりにないメリットですね。
●ソフトバンクユーザーならソフトバンク光への乗り換えがおすすめ
ソフトバンクユーザーなら、乗り換え先は「ソフトバンク光」がおすすめです。 こちらも光コラボのため、
フレッツ光からの乗り換えなら工事不要で初期工事費もかかりません。 ソフトバンク光では、ソフトバンクのスマートフォンとセットで「おうち割 光セット」が適用できます。
指定オプションに加入することで、家族全員のスマートフォン料金が、一人あたり最大1,100円割引です。
ソフトバンク光を始めるなら、正規代理店「STORY」からの申し込みがおすすめです。
STORYでは最大37,000円のキャッシュバックを実施中です。 ソフトバンク公式の「SoftBank 光 乗り換え新規でキャッシュバック/割引キャンペーン」と合わせると、
合計最大63,400円還元でソフトバンク光を契約できます。 なお、
最大37,000円キャッシュバックの代わりに「Nintendo Switch」のプレゼントキャンペーンも選択が可能です。 ぜひ代理店キャンペーンを上手く活用してソフトバンク光を契約していきましょう。
●格安SIMユーザーならセット割がある光回線への乗り換えがおすすめ
格安SIMユーザーならセット割引のある光回線への乗り換えも選択肢です。 特に
ワイモバイル、UQモバイルといったキャリアのサブブランドでは、手厚いセット割引が用意されています。 ワイモバイルのスマホ向けプラン「シンプルS/M/L」では、ソフトバンク光とセットで「おうち割 光セット(A)」が適用できます。
家族全員のスマホ代が毎月1,188円割引です。
3GBが使えるシンプルSなら月額990円で利用できます。 その他、UQモバイルでは、So-net光プラス、auひかりなど対象のインターネットサービスで「自宅セット割」が適用可能です。
「くりこしプランS/M+5G」で毎月638円割引、「くりこしプランL+5G」で毎月858円割引が受けられます。 なお、
各光回線への申し込みは下記の代理店窓口がおすすめです。 各代理店の独自キャンペーンを上乗せして、お得に乗り換えできます。 ぜひ代理店の特典を上手に活用していきましょう。
●独立回線をキャッシュバックで選ぶならauひかりへの乗り換えがおすすめ
回線が混雑しにくいというところで、独立回線の契約を検討しているなら、高額キャッシュバックが狙える「auひかり」への乗り換えがおすすめです。
auひかりでは各代理店で高額キャッシュバックを実施しています。 公式キャンペーンと合わせてお得に契約が可能です。 代理店の中でも、特におすすめなのが正規代理店「フルコミット」です。 フルコミットでは、
最大60,000円のキャッシュバックキャンペーンのほか、他社から乗り換えで最大55,000円の上乗せ特典など、他の代理店にないような超高額の特典を適用できます。
なお、auひかりでも「auスマートバリュー」の適用が可能です。
家族全員のスマホ代が最大1,100円割引になります。 独立回線への乗り換えを考えている方、キャッシュバック特典の強いauひかりへの乗り換えをぜひ検討してみると良いでしょう。
フレッツ光から他社へ乗り換える手順
フレッツ光からの乗り換え方法を見ていきましょう。
フレッツ光からの乗り換えは「光コラボへの転用」「独自回線への新規契約」の大きく2種類です。 それぞれの手順を紹介していきます。
●フレッツ光から光コラボへ転用する手順
フレッツ光から光コラボへの
転用の手順は以下の3ステップです。
フレッツ光の回線をそのまま使えるので、工事不要で始められます。
- 申し込みに必要なものを準備・確認
- フレッツ光で転用承諾番号の発行申し込み
- 光コラボの事業者への申し込み
まずは、フレッツ光で転用の申し込みをする際に必要となるものを準備しましょう。 準備すべきものは以下の5点です。
▼フレッツ光で転用の申し込みをする際に必要となるもの
- お客さまID
- ひかり電話番号(または契約者の連絡先電話番号)
- 契約者様名
- フレッツ光の利用場所住所
- フレッツ光利用料金の支払い方法
準備ができたら、転用承諾番号の発行申し込みを行いましょう。 公式サイトの転用手続きのページから申し込みできます。
受付時間帯は8時30分~22時で、土日・祝日も受付しています。
- NTT東日本フレッツ光 転用手続きのページ:こちら
- NTT西日本フレッツ光 転用手続きのページ:こちら
転用承諾番号を取得したら、光コラボへの申し込みを進めていきましょう。 なお、
転用承諾番号の有効期限は15日間です。 15日経過すると番号は無効となり、再度発行が必要となります。
番号取得後は早めに手続きを進めていきましょう。
光コラボへの申し込み完了後、光コラボ事業者とフレッツ光の間で手続きが行われ、転用は完了となります。 申し込み後に郵送で届く書類に従って初期設定を完了させれば、乗り換え先の光コラボでインターネットを開始できます。
●フレッツ光から独自回線に乗り換える手順
フレッツ光から独自回線に乗り換える手順は以下の通りです。
- 乗り換え先の光回線へ申し込み
- 開通工事を実施
- 初期設定をして利用開始
- フレッツ光とプロバイダの解約
まず
注意点ですが、フレッツ光の解約は、乗り換え先の光回線が開通してから行いましょう。 フレッツ光の利用を継続したまま、新たに独自回線を開通させることが可能です。
乗り換え先が開通してからフレッツ光を解約すれば、インターネットが使えない期間を発生させずに済みます。 なお、乗り換え先によってはプロバイダがセットになっていることもありますが、そうでない場合には新たにプロバイダの契約も必要となります。
契約するプロバイダも事前に検討しておきましょう。 乗り換え先のインターネットが開通後、フレッツ光と使わなくなったプロバイダを解約して乗り換えの手続きは完了となります。
まとめ
フレッツ光から他の光回線へ乗り換えるメリット・手順・注意点、おすすめの乗り換え先など紹介しました。 特に
大手キャリアのユーザーなら、まずはキャリアのセット割引が使える光コラボを狙ってみるのが鉄板です。 「工事不要で手続きが楽」「工事費がかからない」など光コラボならではのメリットを受けつつ、セット割引で月々の通信費は大幅に安くなります。 なお
乗り換えの際は、適用条件を満たして代理店を窓口として申し込みをすると、公式特典に上乗せしてキャッシュバックなどが受けられます。 代理店キャンペーンまでチェックしておくと、かなりお得に立ち回れるはずです。 ぜひ参考にフレッツ光からの乗り換えを検討してみてくださいね。