楽天モバイルへの乗り換えを検討中だけど、「初月の料金は日割りになるの？」「いつ契約するのが一番お得？」と悩んでいませんか？
結論から言うと、楽天モバイルの初月料金は日割り計算されません。
しかし、従量課金制の特徴を理解すれば、契約タイミングにかかわらず賢く利用できます。
本記事では、楽天モバイルの初月料金の仕組みや最適な契約タイミング、さらに初月料金を抑えるコツを通信のプロが詳しく解説します。
2025年の最新情報も踏まえて、あなたに最適な契約方法をご紹介します。
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目次
楽天モバイルは日割り計算できる？初月料金制度の仕組み
楽天モバイルの初月料金について最も知りたいのは「日割り計算されるのか」というポイントでしょう。
結論から言いますと、楽天モバイルの初月料金は日割り計算されません。
初月からデータ使用量に応じた料金体系が適用されます。
楽天モバイルの初月料金は日割りではなく使用量で決まる
楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」は、従量課金制を採用しています。
つまり、月のどのタイミングで契約しても、使ったデータ量に応じて料金が決まります。
月途中で契約した場合でも日割り計算はされず、課金開始日から月末までの間に使用したデータ量によって料金が決定します。
| データ使用量 | 月額料金（税込） |
|---|---|
| 3GBまで | 1,078円 |
| 3GB～20GBまで | 2,178円 |
| 20GB以上 | 3,278円 |
例えば、月末の30日に契約して1GBだけ使った場合は1,078円、月初めの1日に契約して2.5GBしか使わなかった場合も1,078円です。
逆に、月末の31日に契約しても20GB以上使えば3,278円かかります。
料金は、利用したデータ量で決まるため、「いつ契約したか」よりも「どれだけデータを使うか」が重要です。
課金開始日はいつから？
楽天モバイルの料金は、「課金開始日」から発生します。
開通日とも呼ばれるこの日は、申し込み方法によって異なります。
- 新規契約の場合：電波が利用できるようになった日
- MNP（乗り換え）の場合：電波が利用できるようになった日
- ドコモ・au回線からの移行の場合：電波が利用できるようになった日
新規契約の場合、電波が利用できるようになった日、または楽天モバイルに配送完了データが通知された日のいずれか早い方が課金開始日になります。
例えば、課金開始日が8月20日の場合、8月20日から8月31日までに使用したデータ量によって8月分の料金が決まります。
家族割は例外的に日割り計算されていた
2025年1月利用分（2月請求分）までは、家族割「最強家族プログラム」の割引額のみ、月途中での加入・退会の場合に日割り計算されていました。
しかし、2025年2月利用分（3月請求分）以降は、この家族割も月途中での加入・退会であっても日割り計算は廃止され、全額の110円（税込）が適用されるよう変更されました。
楽天モバイルのお得な契約のタイミング
楽天モバイルの料金体系を理解したところで、次はどのタイミングで契約するのが最もお得かを考えてみましょう。
新規契約の場合：いつでもOK
新規契約の場合、楽天モバイルはデータ使用量に応じた従量制なので、契約タイミングは自由に決めて構いません。
月の料金は使用したデータ量で決まるため、月初でも月末でもあなたの好きなタイミングで契約できます。
ただし、楽天モバイルのキャンペーンは定期的に内容が変更されるため、お得なキャンペーン実施中のタイミングを狙うのがベストです。
MNP乗り換えの場合：月末がお得
他社から楽天モバイルに乗り換える（MNP）場合は、月末に近いタイミングがお得です。
その理由は、2つあります。
- 乗り換え元キャリアの料金は日割りされない
- 楽天モバイルの初月データ使用量を抑えられる
多くのキャリア（解約したキャリア）では、解約月も満額の月額料金がかかるため、月末ギリギリまで使い切った方がお得です。
また、月末に乗り換えれば、楽天モバイルでのデータ使用期間が短くなるため、初月の料金を最小限に抑えられる可能性が高まります。
ただし、あまり月末ギリギリだと回線切替が翌月にずれ込み、乗り換え元の料金が1ヶ月余計にかかってしまう可能性もあるので注意が必要です。
月末の3～5日前くらいを目安に手続きを始めるのがおすすめです。
MNPワンストップ制度の注意点
現在は「MNPワンストップ制度」が導入されており、多くの場合でMNP予約番号の取得が不要になりました。
楽天モバイルの申し込み時に乗り換え元の電話番号とキャリア情報を入力するだけで、楽天モバイル側が自動でMNP手続きを行ってくれます。
しかし、月末のタイミングでは混雑によりトラブルが発生する可能性もあります。
余裕を持ったスケジュール管理が重要です。
楽天モバイルの初月料金を節約する方法
楽天モバイルの初月料金を抑えるには、いくつかのポイントがあります。
ここでは、いくつか具体的な節約方法を紹介します。
- データ通信量を管理する
- Rakuten Linkアプリを活用する
- かけ放題オプションを付けない
データ通信量を管理する
楽天モバイルの料金は、使用したデータ量で決まるため、データ通信量を管理することが重要です。
- Wi-Fiを活用する
- アプリのバックグラウンド更新をオフにする
- 動画視聴の画質を下げる
データ使用量は、「my 楽天モバイル」アプリから簡単に確認できます。
特に料金の境目である3GBと20GBの手前でデータ使用量をチェックし、必要に応じて通信を控えると効果的です。
Rakuten Linkアプリを活用する
楽天モバイルでは「Rakuten Link」アプリを使うことで、通話料を無料にできます。
※国内通話のみ無料
OS標準の電話アプリを使うと30秒22円かかるため、初月から必ずRakuten Linkアプリを使いましょう。
ただし、以下の点に注意が必要です。
- (0570)などの特殊番号は対象外（有料）
- iOS版とAndroid版で一部機能が異なる
- 海外からの発信は対象国・地域からのみ可能
かけ放題オプションを付けない
楽天モバイルでは「15分（標準）通話かけ放題」というオプションがありますが、月額1,100円かかります。
Rakuten Linkを使えば国内通話が無料になるため、基本的にこのオプションは不要です。
もしRakuten Linkを使わない場合でも、初月は様子を見てからオプションを追加するのが賢明です。
必要に応じて翌月から追加することもできます。
楽天モバイルの注意すべきポイントと新制度【2025年最新情報】
楽天モバイルをより賢く活用するために、注意すべきポイントや2025年から導入された新制度について解説します。
2025年4月からの解約事務手数料制度
楽天モバイルでは、2025年4月1日以降に契約し、1年以内に解約した場合、解約事務手数料が発生するように制度が変更されました。
| 対象 | 2025年4月1日以降に回線をお申し込みかつご利用を開始し、 1年以内にご解約または契約解除されたお客様 |
|---|---|
| 解約事務手数料 | 最大1,078円（税込） ※プラン料金の月額最低利用金額の1ヶ月分 |
| 対象プラン | ・Rakuten最強プラン ・Rakuten最強プラン（データタイプ） ・Apple Watch ファミリー共有 |
※割引を適用している各種プログラムにより、解約事務手数料は異なります。
この制度変更により、短期間での契約・解約を繰り返す場合はコストが発生するようになりました。
長期的な利用を前提に契約することをおすすめします。
家族割の日割り計算廃止（2025年2月以降）
家族割「最強家族プログラム」の割引額は、2025年2月利用分（3月請求分）以降、月途中での加入・退会であっても日割り計算されなくなりました。
月々の割引額は税込110円と少額ですが、複数回線を利用する場合はしっかり活用したいポイントです。
データ使用量の反映タイミング
データ使用量の反映には、時間差があることを覚えておきましょう。
「my 楽天モバイル」アプリで表示されるデータ使用量は概算であり、実際のデータ使用量とずれる可能性があります。
月をまたいだデータ通信は翌月分のデータ使用量として反映されることもあります。
また、当月末日のデータ通信の一部が翌月に計上される場合もあるため、特に月末は余裕を持ったデータ使用を心がけましょう。
楽天モバイルの初月料金に関するよくある疑問
楽天モバイルの初月料金に関して、よくある疑問にお答えします。
Q1: 楽天モバイルの初月無料キャンペーンはある？
Q
楽天モバイルの初月無料キャンペーンはある？
A
現在、楽天モバイルでは初月無料のキャンペーンは実施されていません。
初月からデータ使用量に応じた料金が発生します。
過去には初月無料のプロモーションがあったこともありましたが、2025年6月現在は行われていません。
Q2: 初月の料金は具体的にいくらになる？
Q
初月の料金は具体的にいくらになる？
A
初月の料金は、課金開始日から月末までのデータ使用量によって決まります。
| 3GBまでの使用 | 1,078円 |
| 3GB～20GBまでの使用 | 2,178円 |
| 20GB以上の使用 | 3,278円 |
※税込み価格
これに「ユニバーサルサービス料」と「電話リレーサービス料」の数円が加算されます。
Q3: 月末契約と月初契約、どちらがお得？
Q
月末契約と月初契約、どちらがお得？
A
新規契約の場合、どちらもデータ使用量次第です。
しかし、他社からのMNP転入の場合は月末契約の方がお得です。
理由は、乗り換え元キャリアの料金が日割りされない場合が多く、月末まで使い切った方が無駄がなく、楽天モバイルでのデータ使用量も少なく抑えられるからです。
Q4: 解約時も日割り計算されない？
Q
解約時も日割り計算されない？
A
はい。解約時も日割り計算はされません。
月途中で解約しても、その月に使用したデータ量に応じた料金が発生します。
例えば、月初に解約しても、わずかなデータを使えば最低料金の1,078円（税込）がかかります。
Q5: eSIMの場合も同じ料金体系？
Q
eSIMの場合も同じ料金体系？
A
はい。SIMカードでもeSIMでも料金体系は同じです。
eSIMの場合も開通日からのデータ使用量で料金が決まります。
eSIMの場合は即日開通できるため、契約タイミングをより柔軟に選べるメリットがあります。
まとめ
楽天モバイルの初月料金は日割り計算されませんが、使ったデータ量に応じた料金体系なので、賢く利用すれば大きなメリットになります。
- 初月料金は日割りではなく使用量で決まる
- 新規契約の場合、いつ契約してもOK
- MNP乗り換えは、月末の契約がお得
- データ通信量を抑える
- Rakuten Linkアプリを活用する
- 2025年4月からの解約手数料に注意する
楽天モバイルは、料金体系がシンプルで分かりやすく、大容量データを使っても月額3,278円（税込）で済むという大きなメリットがあります。
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