SIMフリーのスマホならお使いのAndroidやiPhoneへSIMを差し替えて「格安スマホ」として利用できます。
しかし通信状況を心配するあまり「格安スマホはやめとけ・しないほうがいい」という方もいるかもしれません。
本当に格安スマホへしないほうがいいのでしょうか?
今回は下記3つのテーマ から格安スマホについて考えてみました。
- 「格安スマホをやめとけ」と言われる7つの理由(デメリット)
- 災害時の連絡方法について4つのチェックから確認
- 格安スマホにするメリット5つ
キャリアから格安SIMに切り変えようか?と悩んでいる方の参考になれば幸いです。
目次
「格安スマホは後悔するからやめとけ」12のデメリットと落とし穴
格安SIMにしないという理由に、以下で紹介する7つのデメリットについて考えたことがないでしょうか。
- 通信速度が不安定
- キャリアメールに対応していない
- LINEのID検索ができない
- 取扱いの端末に制限がある
- 支払い方法がクレジットカードだけ
- オンラインしか契約できない
- 初期設定を自分でやらなければならない
- 留守番電話・転送サービスが利用できないものがある
- SIMロックの解除を自分でしなければいけない
- データ容量を繰越しないといけない
- 新規の場合、端末を用意しないといけないケースもある
- 家族割などのプランに適応できないサービスもある
通信速度の安定しているキャリアから、速度の遅い格安スマホへ変更すると時間がかかってイライラするかもしれません。
それにキャリアで出来ていたことが出来ないと「大丈夫?」と不安を感じるのは無理からぬことともいえるでしょう。
通信速度が不安定(つながりにくい・遅いことも)
格安スマホは、時間帯によってはつながりにくく・遅いと感じてしまうこともあります。
これはキャリアの通信回線を借りて、サービスをおこなっているという理由もあるからでしょう。
キャリアよりも安い料金で提供できるわけは、自社の基地局を持たないため、メンテナンス等の費用を抑えられる点にあります。
また格安スマホの中には、キャリアのグループ系列もあります。
- Y!mobile(ソフトバンク)
- UQモバイル(au)
- ahamo(ドコモ)など
つながりやすさを重視しているなら、グループ系列の格安スマホを選んでみましょう。
やめておいた方がいい人はこんな人
- 常に速度が安定していないとまずい方
- 通信環境や速度を最優先したい人
格安スマホは大手キャリアよりも通信速度が遅くなります。
操作ごとの目安は以下の通りです。
LINE・メールの送受信 | 1Mbps |
webサイトの閲覧 | 1~10Mbps |
SNSや動画の投稿 | 3~10Mbps |
オンラインゲーム | 5Mbps~ |
動画の閲覧 | 5Mbps~ |
LINEやメールの送受信がメインなら、特に問題なく使えると考えられます。
しかし「どうしても速度を優先したい」と考える人は、やめておいた方が良いでしょう。
キャリアメール持ち運びサービスに対応していないところもある
キャリアメール持ち運びとは、キャリアで利用していたメールアドレスを他社でも利用できるサービスです。
利用中のキャリアで、メール持ち運びサービスを申し込んでおきましょう。キャリアメールを利用するためにアカウントを再取得する必要も出てきます。
キャリアメール持ち運びにかかる費用は、キャリアメールを取得した通信事業者へ支払います。持ち運びサービスを実施しているのは、下表の通信事業者です。
ドコモ | 月額330円(1メールアドレス毎) | 回線解約日から31日以内に申込必要 回線契約に基づいたdアカウントのIDが必要 | |
ソフトバンクおよび Y!mobile | 月額330円(1メールアドレス毎) | 回線解約後、31日以内にMy SoftBankより申込必要 ログイン時に回線契約時のソフトバンクID が必要 | |
au | 月額330円 (1メールアドレス毎) | 回線解約後31日以内に申込必要 au回線契約で発行されたauIDが必要 | |
楽天モバイル | 月額330円(1メールアドレス毎) | 回線解約時に楽メールアカウント保有者のみ、解約日を含めて31日以内に申込必要 |
フリーメール以外のアドレスが必要な場合、こういったサービスがあると助かりますね。
やめておいた方がいい人はこんな人
- どうしても今までのキャリアメールを使いたい人
- 新しいメールを設定するのが設定が難しい人
キャリアメールを使いたいなら、格安スマホはやめておきましょう。新しいメールを設定するのが難しい人にも向いていないといえます。
ただし格安スマホ会社によっては、月額料金はかかるものの「持ち運びサービス」の利用が可能です。
キャリアメールを使い続けたいのなら、持ち運びサービスもチェックしてみてください。
キャリアメールの持ち運び期限に注意
お使いのキャリアメールをMNP後や解約後も引き続き利用する場合、申込める期限に注意が必要です。基本的には「キャリア回線を解約した31日以内」と定められています。
LINEのID検索ができない
LINE ID検索機能を使うためには、以下のような条件と注意事項があります。
- 18歳未満の利用は制限されている
- ID検索を使うためには、年齢認証が必要
- 年齢認証ができないと電話番号検索もできない
- LINE IDは一度設定すると変更ができない
年齢認証はキャリアの契約内容から判別されます。
キャリアとの契約をしていない格安スマホでは、年齢認証ができず、ID検索機能の利用はできません。
LINE友達追加の方法はQRコードやLINEアカウントのURLからなど、いくつもの方法があります。
LINE IDが検索できなくてもLINE自体は使えるため、そこまでこだわるところではないかもしれません。
それでもID検索機能を使いたい場合は、年齢確認のできるところで契約するようにしましょう。
年齢確認に対応しているのは下記の格安SIMになります。
- 楽天モバイル
- ワイモバイル
- UQモバイル
- イオンモバイル
- mineo(契約者以外が利用する場合には、事前に利用者登録が必要)
やめておいた方がいい人はこんな人
- LINEのID検索や電話番号検索を使いたい人
- 年齢認証が必要なサービスを使いたい人
どうしてもLINEのID検索や電話番号検索を使いたい人は、楽天モバイル・ワイモバイル・UQモバイル・イオンモバイル・mineo以外の格安スマホはやめておきましょう。
またLINE以外にも、年齢認証が必要なサービスを使いたい人も同様です。
取扱いの端末に制限がある
格安スマホで最新の機種を購入できるところは、限られています。
またiPhone・Androidどちらも取り扱っていても1~2世代前のところが多いでしょう。
GooglePixelも最新iPhone同様、セット購入できるところはそれほど多くありません。
最新機種が欲しいなら、取り扱いのあるキャリア系の格安SIMで契約をするほうがいいでしょう。
もしくはSIMフリーの本体を自分で別に用意し、SIMカードだけ契約する方法でもいいかもしれません。
格安スマホの代表的な対応端末一覧
SIMフリーの本体を自分で用意する人のために、格安スマホ会社ごとの代表的な対応端末を一覧で紹介します。
ただし紹介しているのは、ごく一部の機種です。
iPhoneは多くの会社で6~14シリーズまで対応しています。
ただし「テザリングは不可」とされている機種もあるので注意してください。
またAndroidについては最新機種には対応していない会社もあるため確認が必要です。
やめておいた方がいい人はこんな人
- 最新機種を利用したい人
- 自由に端末を選びたい人
格安スマホにすると、端末の選択肢が狭まります。
端末を優先すると、選べる格安SIMが限られるので注意が必要です。
料金の安さよりも端末の種類にこだわりたいなら、格安スマホは向いていないでしょう。
支払いはクレジットカード限定も(口座振替・デビットカード対応も一部あり)
格安スマホでは、クレジットカード払いを指定するところが多いです。
口座振替を利用できる事業者もありますが、あまり多くはありません。
口座振替は「グループ内サービスの事前利用が前提」など、限られているケースもあります。
支払い方法の変更に手間がかかることも珍しくありません。
下記2つの格安SIMで口座振替を利用するためには、紹介する手続きが必要となります。
OCNモバイルONE | ①インターネットで口座振替を申し込む:手続き完了まで1週間程度必要 ②口座振替をダウンロードして郵送:登録完了まで3カ月程度必要 |
mineo | eo光ネットを利用し、支払いに口座振替を選択している場合のみ対応可能 |
以下で紹介するのは、口座振替に対応している格安SIM各社です。
利用できるところはクレジット払いより限られますが、口座振替にしたい方はこちらで契約してみましょう。
- ahamo
- 楽天モバイル
- UQモバイル
- Y!mobile
- イオンモバイル
やめておいた方がいい人はこんな人
- クレジットカードを持っていない人
- クレジットカードや口座振替以外の支払い方法を希望する人
大手キャリアでは、請求書払いにも対応しています。
しかし格安スマホではクレジットカード払いが主流で、限られた会社だけが口座振替可能です。
支払方法を自由に選びたいなら、格安スマホは向いていないでしょう。
6.オンライン申込が主流で店舗が少なめ
格安スマホでは自社店舗を持たないところが多いため、申し込みはオンラインが主流となります。
実店舗を持つところもありますが、地域や店舗数は限定されあまり多くないのが実情です。
キャリア系列の格安スマホでは、キャリアのショップ内で契約をおこなっているところもあります。
- au:UQモバイル
- ソフトバンク: Y!mobile
- ドコモ: OCNモバイルONE
- 楽天モバイル(キャリアのため、こちらで紹介します。)
店舗があれば、気になるスマホを実際に触れて試すこともできるでしょう。
またプランや分割払いなどの疑問にも担当者と直に相談できるため、安心して契約できますね。
不安な方は、実店舗のあるところで相談してみるのもいいでしょう。
格安スマホで実店舗のあるところは、下記のとおりです。
- mineo:mineoショップのほか、パソコンショップなどで新規申込可能。店舗情報はこちらで紹介。
- BIGLOBEモバイル:即日開通対応店舗もあり、家電量販店内にショップが所在。店舗情報はこちらで確認可能。
- イオンモバイル:全国のイオンモール内。プランや契約情報の変更も可能。店舗情報はこちらから確認できる。
やめておいた方がいい人はこんな人
- オンラインでの申し込みが苦手な人
- 疑問点を直接相談したいものの近くに実店舗がない人
オンラインでの申し込みが苦手なら、格安スマホは向いていない可能性が高くなります。
「疑問点を直接相談したいものの近くに実店舗がない」という人にも向いていないでしょう。
直接相談したいなら、まずは近隣地域に相談できる実店舗があるか確認してみてください。
初期設定は自分自身でおこなう場合も
格安スマホを利用する場合、初期設定は自分自身でおこなわなくてはならないことがあります。
とくにオンラインで申し込んだ場合は、すべて自分でおこなわなくてはなりません。
初期設定の方法については、購入したオンラインショップのサイトでも丁寧に紹介されているため、けっして難しくはありません。
ただし普段からスマホの扱いに慣れていない場合は、ショップで設定してもらえるほうが安心でしょう。
やめておいた方がいい人はこんな人
- 機械の操作が極端に苦手な人
- 初期設定をしてもらいたい人
格安スマホの初期設定は自分で行います。そのため機械操作が苦手なら、やめておいた方が良いでしょう。
まず格安スマホ会社のサイトを確認して、対応できそうかチェックしてみるのがおすすめです。
留守番電話・転送サービスが利用できないものがある
格安スマホでは、留守番電話・転送サービスが利用できないものがあるので注意が必要です。
海外メーカー製の端末では、ほとんどが対応していません。
国内のメジャーな会社の多くは留守番電話に対応していますが、オプションで有料です。
代替として、伝言メモが使える格安スマホもあります。
しかし伝言メモは電源が入っていないと使えず、通話時間も短めです。
留守番電話が必要なら、対応している格安スマホを選びましょう。
やめておいた方がいいのはこんな人
- 長時間の音声通話が多い人
- 留守番電話を活用したい人
もともと格安スマホは、かけ放題プランや留守番電話サービスが少ない傾向にあります。
かけ放題を提供しているのが、ahamo・日本通信SIM・イオンモバイルなどの格安スマホ会社です。
ただしデータ通信量によっては割高になる可能性もあります。
音声通話が多く留守番電話を利用したいなら、まずはプランの比較を行ってみましょう。
SIMロック解除は自分でしなければいけない
「格安スマホはやめとけ」といわれるのは、格安スマホ会社によっては、SIMロックの解除を自分でしなければいけないのも理由の1つです。
SIMロック解除をする方法には次の2つがあります。
- 店頭で対応してもらう
- 自分で解除する
店頭で対応してもらうなら手数料が必要です。
自分で解除するなら無料ですが、手間がかかりますので注意してください。
やめておいた方がいい人はこんな人
- スマートフォンの操作が苦手な人
- 窓口で相談する時間や費用を節約したい人
SIMロックの解除や初期化は、手順さえ知っていれば自分でも対応できる作業です。
しかし「機械の操作が苦手」と感じる人も多いでしょう。
そんなときは大手キャリアの窓口でも依頼できますが、時間や費用がかかります。
自分で調べて作業をするのが苦手な場合は向いていない可能性がありますので、注意しましょう。
データ容量を繰越しないといけない
無駄なく使うのなら、データ容量の繰り越しも必要になるのが格安スマホの持つ注意点です。
データ容量の繰り越しとは、あまったデータ量を次月に追加してくれる機能を意味します。
ただし、すべての格安SIMでデータ量の繰り越しができるわけではありません。
また毎月使う量が一定なら、繰り越し機能が不要になる場合もあります。
自分が普段使っているデータ量を把握したうえで、繰り越しが必要か考えてみましょう。
やめておいた方がいい人はこんな人
- 毎月のデータ量を把握していない人
- データ量のチェックが面倒だと感じる人
格安スマホを使うのなら、自分に合ったプランの選択が大切です。
そのためにはデータ通信量を把握する必要があります。
「毎月のデータ量が分からない」「確認するのが面倒」と感じる人には、格安スマホが向いていない可能性もあるでしょう。
新規の場合、端末を用意しないといけないケースもある
格安スマホを新規で契約するなら、端末を用意しないといけないケースもありますので注意しましょう。
端末のみを購入する方法には以下が挙げられます。
- 大手キャリアで端末のみ購入する
- 家電量販店で購入する
- 通販サイトで購入する
- 中古スマホ専門店で購入する
- リサイクルショップで購入する
新品を購入するのなら、大手キャリア・家電量販店・通販サイトが利用できます。
中古なら専門店やリサイクルショップが使えますが、故障や水没に注意しましょう。
価格を抑えて購入したいのなら、格安スマホ会社で格安SIMと同時購入するのもおすすめの方法です。
やめておいた方がいい人はこんな人
- 端末の選択肢を増やしたい人
- 自分で端末を用意するのが面倒な人
格安スマホ会社でも端末の購入は可能ですが、選択肢は少なくなります。
契約する格安スマホ会社の回線で、希望の端末が利用できるかも確認しなくてはなりません。
選択肢を増やしたいのなら、格安スマホはやめておいたほうが良いでしょう。
自分で端末を用意するのが面倒な人にも向いていないと考えられます。
家族割などのプランに適応できないサービスもある
格安スマホでは、家族割などのプランに適応できないサービスもあるので注意が必要です。
また家族割があっても、大手キャリアよりは割引率が低い傾向にあります。
会社により契約条件には違いがありますので、契約前に確認しておきましょう。
やめておいた方がいいのはこんな人
- 割引率の高い家族割を使いたい人
- 家族割を活用したい人
割引率の高い家族割を使いたいなら、格安スマホは向いていない可能性があるでしょう。
家族割が使える代表的な格安スマホ会社も紹介します。
mineo | UQモバイル | ワイモバイル | BIGLOBEモバイル |
家族割 | UQ家族割 | 家族割引サービス | 家族割 |
各回線から55円割引 | 2回線目以降は550円割引 | 2台目以降は1,188円割引 | 2台目以降は200円割引 |
最大5回線 | 最大9回線 | 最大9回線 | 最大4回線 |
契約するにあたっては、条件を満たす必要もあります。
自分や家族が条件を満たしているか、確認したうえで申し込みましょう。
災害時に関する格安スマホのデメリット
災害時に欠かせない緊急災害情報、いざというときに使えないと不安になることもあるかもしれません。
- 音声通話
- 災害伝言板
- アラート
- そのほかの方法
万が一の時に利用できないと困ることも多いでしょう。
格安スマホで上記の機能が使えるか、また代替え手段についても確認してみました。
音声受信に規制がかかることもある
災害発生時、連絡を取る人が増加するためアクセスは集中しがちになり、通常のキャリアでもつながりにくくなります。
災害が発生したときのつながり具合はキャリア・格安SIM双方で差がないかもしれません。
また災害時は親しい人の安全確認のため、少しでも早く連絡を取りたくなるでしょう。
しかしスマホの貴重なバッテリーを減らすことがないよう、防災時における連絡方法は事前に考えておかねばなりません。
上記のような場合での有効な連絡手段の一つとして、公衆電話も有効です。
公衆電話は災害時の通信規制がおこなわれる場合でも優先的に使え、また停電時でも電話を掛けられます。
公衆電話は減少傾向にありますが、万が一に備えて設置場所を調べておくようにしましょう。
次に紹介する災害用伝言板ダイヤル(171)は、公衆電話からかけることも可能です。
災害用伝言板は「171」利用できないときは「Web171」
災害用伝言板ダイヤル(171)とは地震などの災害が発生し、被災地と連絡を取りにくくなった場合に開設されるものです。
171をダイヤルすると、30秒間の声のメッセージを保存できます。
利用できる対象者は以下の2つ。「被災地からその他の地域の知り合いへ向けたもの」と「その他の地域から被災地の知り合いへ向けたもの」です。
登録できる電話番号は、被災地の方が使用しているものに限定されます。
- 固定電話(IP電話・ISDN・ひかり電話など含む)
- 公衆電話
- 携帯電話
- PHS
- 避難所に設置された災害時用公衆電話
171の利用ができない場合には、「web171」を利用して音声確認もできます。
web171は、こちらのサイトから利用できます。利用開始されているか、サイト内のお知らせを確認するようにしましょう。
緊急速報を受信しないことがある
緊急速報は、国や自治体がスマホや携帯に向けて発信する「災害・避難情報」です。
万が一の場合に安全対策を取るためのもので「アラート」ともいわれます。
格安スマホでもアラートの受信はできますが、その場合には対応している機種かどうかの確認が必要です。
またスマホOSバージョンについても、常日頃から最新の状態を保つようにしておきましょう。
総務省のホームページでは、緊急速報メールについての案内が記載されています。
これによると「携帯電話が販売された時期や機種により、受信できないものもある」となっています。
気象庁の資料によると、各社が緊急地震情報の提供を最初におこなった時期は下記のようになっています。
- 2007年12月:ドコモ緊急地震情報(エリアメール)
- 2008年3月:au緊急地震情報(緊急速報メール)
- 2010年8月:ソフトバンク緊急地震速報(緊急速報メール)
- 2013年3月:ワイモバイル緊急地震速報(緊急速報メール)
近年販売された機種でキャリア各社に取扱いがあれば、緊急災害情報が受け取れないことはあまりないでしょう。
受信できないならLINEアプリで災害情報を受け取る
LINEアプリで住んでいる地域を前もって登録しておくと、LINEのトークで災害情報が受け取れます。
「Yahoo!防災情報」と連携しており「避難情報」や「気象警報」・「地震情報」など全部で9つの防災情報が受信可能です。
筆者はLINEに地域登録しており、先日大雨警報が発表された時にLINEの災害情報も受信しています。
緊急災害時のアラートとほぼ同じタイミングで受信していたため、緊急速報と同じように使えると安心しました。
契約先の格安スマホが災害情報に対応していない場合には、こちらを利用するのもおすすめです。
格安スマホにするメリット7つ
格安スマホにするとキャリアメールが使えなくなったり、緊急速報を受け取りにくくなったりするケースもあります。
必要に応じて代替え手段を講じる必要もあるでしょう。
一方で格安スマホに切替えると、どのようなメリットがあるのかについて7つ紹介します。
- 月々の料金が安くなる
- 使用中の端末を使い続けやすい
- 料金体系がわかりやすい
- 契約期間の縛りが少ない
- データの繰越しやシェアができる
- 用途に応じたプランを選びやすい
- 通信速度が安定している格安スマホ会社もある
これらを読んで、格安スマホ選びの参考にしてみてください。
月々の料金が安くなる
格安SIM各社の料金プランはキャリアよりも安くできるのが魅力です。
下記の一覧表でキャリアのプランと比較してみれば、料金の安さは一目瞭然でしょう。
サービス名 | 月額料金 | 1GBあたりの金額 | 公式サイト |
ahamo | 2,970円/30GB 4,950円/110GB | 99円/1GB 45円/1GB | 公式サイト |
povo | 実質2,200円/30GB | 73円/1GB | 公式サイト |
LINEMO | 990円/3GB 2,090円/10GB | 330円/1GB 209円/1GB | 公式サイト |
mineo | 2,178円/20GB | 108.9円/1GB | 公式サイト |
楽天モバイル | 980円/3GB 1,980円/20GB | 327円/1GB 99円/1GB | 公式サイト |
UQモバイル | 3,278円/33GB | 99円/1GB | 公式サイト |
OCNモバイル | 990円/3GB 1,760円/10GB | 330円/1GB 176円/1GB | 公式サイト |
iijmio | 990円/10GB 1,800円/20GB 3,500円/55GB | 99円/1GB 90円/1GB 64円/1GB | 公式サイト |
2.使用中の端末をそのまま使い続けやすい
キャリアでも、現在使用中の端末にSIMを差し替えて使い続けることは可能です。
しかしキャリアで「SIMのみ交換」した場合の最低料金は、格安SIMのプランよりも割高になりがちです。
これらは、キャリア各社の最低料金を記したものとなります。
データ容量が1GBまでの料金でも、データが越えるごと段階的に引き上げられるプランのため、使いすぎると高額の通信料を払うことになってしまうでしょう。
- ドコモ:3,465円(~1GB)
- au:3,465円(~1GB)
- ソフトバンク:3,278円(~1GB)
※割引プラン適用前の金額となります。
料金体系がシンプル
格安スマホは料金体系がシンプルなところが多く、体感的にパッと見てどのプランにすればいいのかわかりやすくなっています。ほかの格安スマホとも似たプランを比較しやすいのもいいですね。
オンラインの申込がしやすいように作られているところも多く、ある程度ネットに慣れた方なら契約しやすいでしょう。
契約期間に縛りがないプランもある(試しやすい)
通信業者では、最低使用期間を定めているところがあります。
使用期間内に解約するとペナルティを課すところもあり、却って高くつくことにもなりかねません。
かといって通信状況がわからないままに契約し、つながりにくいのを我慢して使い続けるのも避けたいものです。
不満を貯め続けたまま利用するのもあまり気分がよくないでしょう。
契約期間に縛りがなければ、いつでもやめられます。安心して試すことができますね。
下記7社は、契約期間に縛りがない格安SIM会社となります。
- ahamo
- mineo
- OCNモバイルONE
- UQモバイル
- Y!mobile
- BIGLOBEモバイル
- イオンモバイル
一定の条件下での特典がついた契約の場合、その条件を満たす前に解約すると、特典の返還を求められることもあるでしょう。
特典が魅力で契約をした場合は、利用期間などに注意が必要です。
データ容量の繰り越し・家族や友達とシェアが可能
多くの格安SIMでは余ったデータが、次月以降へ繰越できるサービスを実施しています。
繰越ししたデータは、基本的に「翌月末まで使える」ところが大半です。
一方で余ったデータを登録した仲間と分け合えるサービスもあります。
データを繰越しできたりシェアできたりすれば、残ったデータが無駄になることもありませんね。
用途に応じたプランを選びやすい
格安スマホの事業者の中には、下記のような特徴的なプランを用意しているところもあります。
データ容量に応じたきめ細やかなプラン | イオンモバイル:音声プラン(10GBまで1GB刻みで選べる) |
動画視聴に特化したオプション | BIGLOBEモバイル:エンタメフリーオプション |
自宅や出先でスマホ1台で済むデータ大容量 | 楽天モバイル:Rakuten UN-LIMIT VII ahamo:大盛りプラン mineo:マイそく(時間帯によって速度制限あり) BIGLOBEモバイル :dopnedone 50GB |
ひと月のデータ容量プランを自由に何度でも変更可能 | イオンモバイル:さいてきプラン |
SNS利用はゼロ、データ容量に含まれない | LINEMO:LINEデータフリー・SNSデータフリー |
音楽アプリの通信利用料がゼロ | OCNモバイルONE:MUSICカウントフリー LINEMO:SNS音楽データフリー |
ふだんの利用状況にあったプランで、業者を選ぶのもいいかもしれません。
7. 通信速度が安定している格安スマホ会社もある
格安SIMは、独自の基地局を持たないことで通信料を安く抑えています。
最近は、ahamoなど、キャリア系で安い料金プランを提供するところが増えてきました。
また楽天モバイルのようにキャリアでも、料金を安く提供しているところもあります。
- 格安スマホは料金が安い
- 通信状況は良くない
- だから格安SIMにしない
上記のようなイメージは変わりつつあると考えていいでしょう。
格安スマホで端末をセット購入できるところ9選
格安スマホで、端末も併せてセット購入できるところを9つ紹介します。
- ahamo
- 楽天モバイル
- UQ モバイル
- Y!mobile
- OCNモバイルone
- mineo
- BIGLOBEモバイル
- イオンモバイル
- IIJmio
最新機種を購入できるところもあります。「スマホは最新を選んでいる」という方は、ぜひチェックしてみてください。
ahamo
ahamoは正確には「ドコモ系列の格安SIM」ではなく、「ドコモの格安プラン」です。
料金プランは20GBの2,970円のみと、シンプルなプランが特長です。
料金プラン | 20GB:2,970円 ※最大100GB:4,950円 ※大盛りオプション利用時 |
申込方法 | オンラインのみ |
支払方法 | 口座振替・クレジットカード |
セット購入できるスマホ | 最新のiPhoneおよびAndroid |
現在ahamoでは「大盛りオプションを初めて利用開始の方」対象のキャンペーンを実施中です。12月まで1,980円相当のdポイントが受け取れます。
ahamo大盛りプランが1,980円実質無料で利用可能、パケットが不足気味の方はこの機会に利用してみるのもいいでしょう。
ahomoをおすすめな人
- ドコモ回線を安く使いたい人
- 動画やオンラインゲームを外出先でもよく利用する人
- 最新のiPhoneとセット購入したい人
- ahamo大盛なら自宅にWi-Fiがない人にも
ahamoはドコモ回線を利用して、最新機種で動画やオンラインゲームを楽しみたい方にぴったりではないでしょうか。
楽天モバイル
楽天がキャリアとしてサービスを開始した通信業者です。
自社回線を持っているため、通信可能エリア内なら快適に利用できます。
エリア外の場合はパートナー回線(au)を利用することとなります(国内5GB、海外2GBまで)。
キャリア4社の中で料金プランがもっとも安いのが楽天モバイルです。
使ったデータ量に応じて最適な料金へ自動で請求されるため、プラン変更する必要がないのは助かります。
料金プラン | 3GB:1,078円 20GB:2,178円 無制限:3,278円 ※使用データ量に応じて自動で料金が変更される |
申込方法 | 実店舗 オンライン |
支払方法 | 口座振替・クレジット・デビットカード・楽天ポイント |
セット購入できるスマホ | 最新のiPhoneおよびAndroid |
楽天カードの支払いにすると、支払い金額100円につき1ポイントの楽天ポイントが付与されます。貯まったポイントは通信料の支払いにも利用可能です。
楽天モバイルがおすすめな人
- 楽天モバイルの通信エリア内で生活している
- 楽天ポイントを利用している
- 最新の機種も一緒に購入したい
- 実店舗で相談したい
楽天グループのサービスを普段から利用し、快適な通信速度で利用したい方に楽天モバイルはおすすめのプランでしょう。
UQモバイル
UQモバイルはauと同じKDDIグループのため、通信状況が安定しています。
余ったデータは翌月に繰り越せ、不足してもオンラインを利用して即データチャージも可能です。
また節約モードを利用すれば、SNSや音楽のデータ消費量はゼロにできます。
節約モードとは低速通信に切替えることで、データ容量を消費せずに節約できる機能です。高速モード/節約モードの切り替えはこちらからおこなえます。
料金プラン | 3(5)GB:1,628円 15(20)GB:2,728円 25(30)GB:3,828円 ※くりこしプラン・増量オプションⅡ1年無料キャンペーンを利用すると()内のギガ数へ増加されます。 |
申込方法 | オンライン・実店舗 |
支払方法 | 口座振替・クレジット・コンビニエンスストア・インターネットバンキング・支払秘書(※) |
セット購入できるスマホ | iPhone12およびAndroid |
(※)支払秘書とは、スマホでバーコードを読み取って自宅で支払いができるアプリ。
アプリの登録時に口座情報が必要です。
UQ モバイルがおすすめな人
- 実店舗で申し込みやアフターサービスを受けたい方
- データを無駄なく使いたい
- 安定した速度で安心して使いたい
- auPAYの支払いやPontaポイントを利用している
UQモバイルは、そのままだと通信料が少し高いため、家族割や自宅セット割を利用したほうがお得に利用できます。
とくに単身者で自宅でもネットを利用するなら、au/WiMAXなどのルーターサービスを一緒に利用してもいいでしょう。
Y!mobile(ワイモバイル)
Y!mobileはソフトバンク系の格安スマホのため、通信速度の安定したソフトバンクの回線を利用できます。
そのままのプランだと格安SIMの中でも料金は高めです。
家族割引サービスを適用できれば2回線目以降が1,188円割引になるため、まとめて契約するのがおすすめでしょう。
料金プラン | 3(5)GB:2,178円 15(20)GB:3,278円 25(30)GB:4,158円 ※データ増量キャンペーンに加入し、データ増量無料キャンペーン2適用で()内の容量へ増量サービスされる |
申込方法 | オンライン・実店舗 |
支払方法 | 口座振替・クレジットカード |
セット購入できるスマホ | iPhone12・Android |
Y!mobileがおすすめな人
- 家族でまとめて乗り換えを検討している
- 実店舗で申し込みしたい
- 安定した速度で使いたい
- PayPayポイントを貯めたい
Y!mobileの家族割引サービスは、「家族(血縁・婚姻)」または「同じ住所」のどちらかで受けられます。
離れて暮らしていても利用できるため、家族割引サービスを使って家族みんなでお得に契約してみましょう。
OCNモバイルONE
ドコモグループの格安スマホ事業者です。速度も格安SIMの中では速めで安定しています。
ドコモショップへ店舗が併設されているところもあり、スタッフと直に相談しながら契約できます。
料金プラン | 500MB:550円(無料通話10分付) 1GB:770円 3GB:990円 6GB:1,320円 10GB:1,760円 |
申込方法 | オンライン・実店舗 |
支払方法 | クレジットカード |
セット購入できるスマホ | iPhoneSE・Android |
自宅でOCN光を使っていて、新2年自動更新型割引とOCN光モバイル割を利用することで、月額利用料から220円割引きできます。
1GB以上のプランから、最大5回線×220円(1,100円)まで利用が可能です。
OCNモバイルONEがおすすめな人
- ドコモ回線をできるだけ安く利用したい人
- スマホと安くセット購入したい人
- 実店舗で申し込みたい人
- OCN光を利用している人
OCNモバイルONEは、ドコモ回線を安く使いたいけれど、ahamoプランのようなデータ容量は必要としない人におすすめです。
最新のスマホを自分で用意して契約するのもよし、こだわりがなければセット割を利用してもいいでしょう。
mineo
2014年から格安スマホをおこなっている老舗事業者です。ほかにない独自のサービスがあります。
- 余ったパケットを貯めておける「パスケット」
- 繰り越したデータ容量を翌月にシェアメンバー間で共有できる「パケットシェア」
- 全国のmineoメンバーで余ったパケットを都合しあえる「フリータンク」など
余ったデータ容量を無駄なく使うサービスが、豊富に用意されています。
料金プラン | ■マイピタ 1GB:1,298円 5GB:1,518円 10GB:1,958円 20GB:2,178円 ■マイそく スタンダード(1.5Mbps):990円 プレミアム(3Mbps):2,200円 ライト(300kbps):660円 |
申込方法 | オンライン・実店舗 |
支払方法 | クレジットカード |
セット購入できるスマホ | iPhone13・Android |
mineoがおすすめな人
- 毎月の通信料を無駄なく利用したい
- 安い料金で沢山データを使いたい
- サブ回線として利用したい
- スマホをほとんど使わない
余ったデータを無駄なく利用できる「定額プラン」のほかに「データ無制限プラン(速度制限あり)」も選べます。外出先で仕事や動画視聴などよく利用する方にもおすすめです。
IIJmio
IIJmio(アイアイジェイミオ)は株式会社インターネットイニシアティブが運営するサービスです。
iPhone SE・motorola edge 30 pro・OPPO A77などをはじめ、多くの端末をセットで販売しています。
料金プランで悩んでいるのなら、公式サイトにある「料金プランかんたん診断」が便利です。
4つの質問に答えるだけで自分にあったプランを提案してくれます。
料金プラン | ■音声SIM・音声eSIM 2GB:850円 4 GB :990円 8 GB :1,500円 15 GB :1,800円 20 GB :2,000円 ■SMS 2 GB :820円 4 GB :970円 8 GB :1,470円 15 GB :1,780円 20 GB :1,980円 ■データ(タイプDのみ) 2 GB :740円 4 GB :900円 8 GB :1,400円 15 GB :1,730円 20 GB :1,950円 ■データeSIM(ドコモ網のみ) 2 GB :440円 4 GB :660円 8 GB :1,100円 15 GB :1,430円 20 GB :1,650円 |
申込方法 | オンライン・実店舗 |
支払方法 | クレジットカード |
セット購入できるスマホ | iPhone・Android |
IIJmioがおすすめな人
- 常に高速である必要がない
- 価格の安いサービスを利用したい
- 本体を安く購入したい
IIJmioは場所によって「遅い」と感じる人が多い傾向にあります。
しかし月額料金も安く、端末もリーズナブルです。
なるべく価格を抑えたいと考えるのならIIJmioをチェックしてみましょう。
BIGLOBEモバイル
プロバイダ大手BIGLOBEが運営する格安スマホです。
音楽や動画をよく見る人向けにエンタメフリー・オプションがあります。
対象サービスはどれだけ使っても通信料がかかりません(一部機能、広告などは対象外となります。)。
YouTubeやSpotifyなど全部で21種類のアプリが対象です。
利用できるアプリの詳細はこちらから確認できます。
現在エンタメフリー・オプションを申し込むと、音声通話SIMの月額料金308円が最大6か月無料になります。
料金プラン | 1GB:1,078円 3GB:1,320円 6GB:1,870円 50GB:2,728円 |
申込方法 | オンライン・一部実店舗 |
支払方法 | クレジットカード(本人名義) |
セット購入できるスマホ | iPhone12・Android |
家族割・ビッグローブ光を利用すると、2回線目以降は毎月220円割引になります。また申込初月のプラン月額料金は無料です。余ったデータは翌月まで繰り越せます。
BIGLOBEモバイルがおすすめな人
- お手頃なプランで動画や音楽を外出先でも楽しみたい
- 家族でまとめて乗り換えを検討している
- 外出先で仕事やゲームなどでネットをよく利用する
- 自宅でビッグローブ光を使っている
外出先で動画や音楽アプリをよく使っているなら、BIGLOBEモバイルを利用するのもありでしょう。
またエンタメフリー・オプションを申し込むと、音声SIMが割引になるキャンペーンもおこなわれています。この機会を利用してお得にBIGLOBEモバイルを契約してみませんか?
イオンモバイル
イオングループが運営する格安スマホでモール内に店舗が設置されているため、お買い物ついでに立ち寄れます。
また10月1日より新たに始まった「スマホメンテナンス」サービスでは、イオンモバイルユーザーのスマホに関する相談ができます。
スマホ本体の動作に関する疑問や不安、最適な料金プランの見直しなどさまざまなメンテナンスを無料で対応してもらえます。
料金プラン | 0.5GB:803円 1GB:858円 2GB:968円 3GB:1,078円 4GB:1,188円 5GB:1,298円 6GB:1,408円 7GB:1,518円 8GB:1,628円 9GB:1,738円 10GB:1,848円 20GB:1,958円 30GB:3,058円 40GB:4,158円 50GB:5,258円 |
申込方法 | オンライン・実店舗 |
支払方法 | 口座振替・クレジットカード(イオンマークの付いたものなど、制限あり) |
セット購入できるスマホ | Android |
上記で紹介したプランのほかに、60歳以上のお客様限定の「やさしいプラン」も用意されています。「やさしいプラン」は、こちらから確認が可能です。
イオンモバイルがおすすめな人
- あまりデータを使わない人
- 必要最小限の機能で充分な人
- 店舗で色々相談にのってほしい人
- イオンカードを持っていてよく利用している
イオンモバイルは、イオンモールにショップが併設されているためいつでも気軽に相談できます。とくに年配の方はスマホの扱いに慣れていない方も多いため、相談できるショップが身近にあるのを心強く思うでしょう。
格安スマホのよくある質問
格安スマホに興味はあっても、疑問が多くて踏み切れない人も多いでしょう。
利用にあたっては、なるべく疑問を解決しておくと安心です。
そこで格安スマホでよくある質問と答えを紹介します。
格安スマホの利用を検討するにあたっての参考としてお役立てください。
格安スマホを使うと金持ちになれるという噂は?
格安スマホを使ってもお金持ちになれるとは限りませんが、出費の削減が可能です。
「スマホ比較のすまっぴー」が調べたデータによると、年収が上がるにつれて格安スマホ利用者が多くなるという結果が出ています。
年収1,000万以上で見ると、31パーセントが格安スマホを利用していました。
格安スマホを使うと固定費が抑えられます。無駄な出費を抑えたいと考えるのなら、格安スマホの利用を検討してみましょう。
格安スマホを使うと貧乏人と言われませんか?
「年収1,000万以上の3割以上が格安スマホを使っている」というデータがありますので格安スマホを使ったからといって、貧乏人と言われるおそれはないでしょう。
どうしても気になるのなら大手キャリアを使うのも方法の1つではあります。
しかし固定費を抑えたいのなら、おすすめは格安スマホです。
格安スマホに乗り換える際のデメリットを教えてください
大手キャリアと比較すると格安スマホのデメリットは次の3つです。
- 通信速度が安定していない
- 選ぶ会社によってはLINEのID検索ができない
- 取り扱い端末が少ない
格安スマホは大手キャリアの回線を使ってサービスを提供しているため、利用者が多い時間帯は通信速度が遅いのがデメリットです。
また年齢認証が使えない格安スマホ会社を選ぶとLINEのID検索ができないというデメリットもあります。
また取り扱っている端末が少ないため「使いたい端末がない」と感じる可能性もあるでしょう。
格安スマホを使わない理由を教えてください
格安スマホを使わない理由としては以下が挙げられます。
- 速度が安定している必要がある
- LINEのID検索を活用したい
- 自由に端末を選びたい
- キャリアメールを使いたい
- 未成年で親がスマホを用意した
速度については使う時間帯によって違ってきます。
ID検索が必要なら、対応可能な格安スマホを選びましょう。
キャリアメールは持ち運びサービスの利用も可能です。未成年の場合は卒業後検討を行ってください。
大手キャリアのデメリットを教えてください
大手キャリアを使う代表的なデメリットは次の2つです。
- プランの選択肢が少ない
- 月額料金が高い
大手キャリアはプランの選択肢が少なく、月額料金も高くなるのがデメリットです。
通信速度は安定しているものの、費用を抑えたい人にとっては不便だと感じられるでしょう。
キャリア変更をする場合のデメリットは?
キャリア変更では次のデメリットが考えられます。
- 手数料がかかる
- キャリアメールを引き継げない
- キャリアのポイントが使えない
キャリア変更をしても電話番号は引き継げるものの、転出手数料・契約手数料が3,000円ずつ必要です。
キャリアメールが使えなくなり、今までのポイントを引き継げないのもデメリットとなります。
ポイントは変更までに使い切っておくのがおすすめです。
老人におすすめなのはAndoroidとiPhoneどっちですか?
60代以上では、iPhoneよりもAndoroidのシェアが高めです。
理由としてiPhoneの本体価格の高さが挙げられます。
シニア層にとってはLINEやアプリより電話の使用率が高めです。
用途が少ないのに本体価格が高いものを選ぶのは避けたいと感じる人も多いでしょう。
ただし家族はiPhoneを使用している人が多いのも現状です。
家族から操作方法を教えてもらいたいなら、iPhoneが向いているといえます。
料金はクレジットカードの支払いのみですか?
格安スマホの多くでは、料金の支払いがクレジットカードのみです。
ただし会社によって違いがあり、口座振替・デビットカードなどに対応している会社もあります。
支払方法を重視してしまうと選択肢が狭まってしまうので注意しましょう。
格安スマホにしない理由についてのまとめ
格安スマホ回線に変えるには、SIMフリーのスマホならお使いのAndroidやiPhoneに、格安SIM会社のSIMカードに差し替えるだけで利用できます。
またスマホ本体そのものも、LINEMOなど一部を除いて格安SIMのセットプランを利用して購入できます。
取り扱い機種は、1~2世代前のところが多いでしょう。なかには一部のキャリア系の格安SIM会社で最新機種とあわせて購入もできます。
各社のプランを比較して、ご自分の生活にあったものを選択していただけると幸いです。