光コンセントは光回線に必要？設置場所の探し方やない場合の対処法を解説

• 光コンセントってどんなもの…？
• 設置場所に決まりってあるの…？
• 光コンセントが無い場合はどうすればいいの…？

このように悩んではいませんか？

光コンセントって言葉、たまによく耳にする人多いと思いますが、どんなものなのかを答えられる方は少ないですよね。

引越しをした際にあらかじめついていたり、光回線業者に任せてあまり気にする人もいません。

しかし、光コンセントについてある程度知識をつけていたら新しい家を購入した際に戸惑うことなく設置できるのではないでしょうか。

そこでこの記事では、光コンセントの基本の紹介や光コンセントの設置場所についても徹底解説していきます。

この記事を読んだ後は、光コンセントについて理解できているので最後まで見てくださいね。

光コンセントとは？光回線を使いたい人には欠かせない！

結論から言うと光コンセントとは、契約した光回線とONU（光回線終端装置）というものを接続した差込口になります。

そのためインターネットを利用する際は工事で設置した光回線ケーブルと光コンセントは欠かせないものです。

インターネットを利用する際に、光コンセントがどのくらい重要なのかを紹介しましたが、それ以外にも覚えておかなければならないこととして以下のことが挙げられます。

• 光コンセントの設置場所
• 光コンセントの種類

上記の重要なことについて詳しく解説していきます。光コンセントの種類に関しては、「一体型」と「分離型」に分けて紹介していきます。

光コンセントの設置場所

光コンセントの設置場所は事前に決めておくことが大切です。というのも、光コンセントは工事業者に依頼して設置してもらいます。

なので設置場所を的確に決めていないと工事業者の判断で設置し、後に後悔してしまう可能性があるからです。

「なら、光コンセントはどこに設置するのがいいの…？」って思いますよね。おすすめするところをいくつか紹介するので参考にしてみてください。

• 天井裏やクローゼットの目に入らない場所
• エアコンなどの似たような配線がある場所
• 窓際で目立たずに邪魔にならない場所

分離型の光コンセントは上記の場所がおすすめです。全体を通して目に入りずらい場所が挙げらるので、上記外にも目に入りずらい場所があればおすすめします。

光コンセントの種類

光コンセントの種類は「一体」と「分離」の2種類です。どちらも、ケーブルを差す挿入口になっていますが、形がそれぞれ違っているので、それぞれ詳しく紹介していきます。

一体型

一体型タイプの光コンセントは、自宅にあるコンセントのカバーと一体化していて、埋め込まれている特徴があります。

光コンセントが壁に埋もれて一体型になっていますが、直視しないように下向きに設置されていることが多いです。

一体型タイプの光コンセントのメリットは、壁に埋もれていて一体型になっており、部屋の中がケーブルだらけにならず、整理整頓がしやすいことになります。

しかし、コンセントの位置はあらかじめ決まっているので、設置場所や配線を間違えられないので注意しましょう。

分離型

分離型の光コンセントは、壁に埋もれてないので差込口が壁や床に設置されるという特徴があります。

分離型の光コンセントは、一体型タイプのコンセントを使えない場合に利用されることがあるので、選ぶことはできません。

分離型タイプのメリットはなく、逆に利用するデメリットとして自宅がケーブルが露出して見た目が悪くなってしまうので利用する際は注意しなければならないことです。

光コンセントはどんな人に必要？通信速度を重視する人には必須

「光コンセントはどんな人に必要なの？」って思いますよね。結論から言うと、光コンセントは、戸建てに住んでいる方で通信速度を重視している人には必須なものです。

しかし、マンションやアパートなどの集合住宅に住む人には、そこまで必須ではありません。

というのも、集合住宅で光回線を利用する場合、光回線を繋げるために必要なのは、光コンセントを合わせて全部で3つの接続方式があります。

これらの光回線を繋ぐための接続方式について詳しく解説していきます。

光コンセント

光コンセントは、回線事業者が光ファイバーの線を建物に入れ、利用する家に設置する光回線方式を行います。

光ファイバーの線を直接建物の中に入れて光コンセントまで直接届くので、回線速度はLANコンセントやモジュラージャックよりも早く安定した通信が可能です。

LANコンセント

LANコンセントは、集合住宅の共用部まで繋がっている光回線を利用する家に設置する光回線方式を行います。

光ファイバーを直接建物の中に入れて設置する光コンセントとは違い、LANコンセントは共用部から光回線を利用するので回線速度は遅いです。

利用する光回線の最大通信速度が早くても、LANコンセントの場合最大値に届きにくくなります。

モジュラージャック

モジュラージャックは、集合住宅の共用部まで繋がっている光回線を「VDSL回線」というケーブルを利用して利用する家に設置する光回線方式です。

LANコンセントとモジュラージャックに関しては、マンションの共用部から光回線を繋げることは同じですが、利用する接続方式が異なり、LANコンセントよりも通信速度が遅くなりやすいです。

理由としては、モジュラージャックが電波の干渉を受けやすくなっているので、利用する端末までに通信速度が遅くなるからです。

利用する際は、電波干渉しないように家電製品などを避ける必要があります。

光コンセントの探し方｜簡単に設置場所を探す方法

戸建ての場合、引っ越しした家にもとから光コンセントを利用していた際、マンションやアパートなどの集合住宅の場合、家に光コンセントを繋いでいたという場合もあります。

そういった場合、光コンセントが分からない場合、探し方に苦労してしまいますよね。そこで光コンセントの探し方を以下で紹介します。

上記の光コンセントの探し方について詳しく解説していきます。

「光」「光SC」の文字をもとに探す

光コンセントの探し方として、「光」「光SC」の文字をもとに探す」ようにしましょう。光コンセントには、一体型と分離型がありますが、どちらも差込み付近に「光」「光SC」と記載されています。

家の中にある壁や隙間に「光」「光SC」が無いのかを確認したうえ、一体化型の場合は、壁に埋め込まれていますが、分離型はどこに設置しているか設置した人によって変わってきます。

近くで見ると、光または光scと書かれている場合があるので、それを目印に探していくようにしましょう。

電話コンセントの近くを探す

光コンセントの探し方として、「電話コンセントの近くを探す」ようににしましょう。

光コンセントは、差し込み口のあるプレートと一体化しているので、コンセント周りを見るとすぐわかるようになっています。

また、光ファイバーケーブルは、外に繋がっている電話線の配管を利用しており、電話モジュラージャックを初め、テレビ用アンテナの端子や電気用のコンセントなのでプレートで一体化しています。

エアコンのダクトの近くを探す

光コンセントの探し方として、「エアコンのダクトの近くを探す」ようにしましょう。

光ファイバーケーブルをつなぐ際は、エアコンのダクトを利用して繋ぐ方が多く見受けられます。

特に戸建ての場合、エアコンのダクト付近から光ファイバーを通さないと、新しく穴をあけなければなりません。

そうならない為にも、エアコンのダクト付近から通すようにしてくださいね。

家の中を探しても見つからない場合は、エアコンの付近を探してみましょう。

光コンセントがある場合は？光コラボなら工事不要で使える

既存の家を購入したり、アパートやマンションなどを借りたりした場合、光コンセントがすでに付いている場合があります。その場合どうすればよいか分かりませんよね。

自宅に光コンセントが付いている場合の対処法は以下の通りです。

上記の対処法について詳しく解説していきます。

フレッツ光や光コラボなら工事不要で使える

フレッツ光や光コラボの光回線を契約する場合、工事不要でそのまま利用することが可能です。

戸建ての場合は、そのまま利用できるのはもちろんのこと、アパートやマンションも共用部から自宅まで届いているのでそのまま利用できます。

光コンセントは引越しした後でも、そのまま存在するので大きな心配はありませんよ。

補足として、代表的な光コラボは以下の通りです。

光コラボには他にもたくさんあるのでおすすめですよ。

独自回線の場合は工事が必要

フレッツ光や光コラボ以外の独自回線を契約した場合は工事が必要になります。理由としては、独自回線なので提供している光回線網が異なるからです。

フレッツ光や光コラボは同じ光回線網を利用しているので、光コラボ内で会社が変わったりプロバイダが変わっても問題ありません。

代表的な独自回線の光回線は以下の通りです。

上記以外にも多くの光回線があるので利用する際は、注意してくださいね。

光コンセントがない場合は？光コラボでも工事が必要

光コンセントがある場合、フレッツ光や光コラボはそのまま利用できますが、光コンセントが無い場合は、光コラボでも工事が必要になります。では、光コンセントが無い場合の対処法について紹介します。

上記の光コンセントが無い場合の対処法について詳しく解説していきます。

戸建ての場合

戸建ての場合は、光回線を繋ぐために光ファイバーを家の中に通して設置します。

その後、光コンセントを家の中で設置して外から通した光ファイバーと繋げて決められた場所に埋めましょう。

その後、光コンセントとインターネットを繋げるルーターを繋ぎ合わせます。

これらを設置すれば、あとはルーターとタブレットを繋げるだけでインターネット回線を利用することが可能です。

工事業者に依頼して光回線を繋げる際、基本的にはエアコンと同じ場所から通しますが、中には壁に穴をあけて繋げなければならない時があります。

その場合、工事を中止することも考えましょう。

光回線の開通が難しい場合は、WiMAXのホームルーターであればコンセントに繋げるだけでインターネット回線を利用することができるので参考にしてみてくださいね。

マンションやアパートの場合

マンションやアパートなどの集合住宅の場合でも光回線を繋げる場合は工事業者に依頼して工事しなければなりません。

工事の手順は戸建てと変りませんが、戸建てと違い、大家さんや管理人の同意が必要です。

たとえば、マンションやアパートなどの集合住宅に複数人開通したい人がいれば、繋げることができるかもしれませんが、開通する人が1人の場合、光回線を繋げるのが厳しい場合があります。

とはいえ、光回線を繋げていない集合住宅は珍しいので一言、大家さんまたは管理人に相談してみましょう。こちらも光回線が繋げられない場合、WiMAXのホームルーターを利用するのも良いでしょう。

工事費用と工事期間

光回線を契約する際には、工事費用が必要になるうえ、工事が終わるまでの工事期間が必要になります。

工事費用は、光回線業者によって料金はさまざまですが、中には高い工事費用を請求される場合があります。

そうならないためにも光回線を繋げる場合は工事費無料のキャンペーンなどを利用してお得に契約することが大切です。

工事期間に関しては、光回線業者によってことなりますが、平均として以下の期間が目安になります。

やはりどうしても、工事業者が空いているかになってくるので、タイミングが合わない場合、かなり期間が延びる場合もあるので注意しましょう。

工事ができない場合は「ホームルーター」を活用する

光回線の工事がができない場合は、「ホームルーター」を活用しましょう。

ホームルーターはWiMAXなどで借りることができます。

ホームルーターをおすすめする理由は、コンセントだけでインターネット回線を利用できるので、工事不要で工事費用も発生しません。

しかし通信速度は遅くなるので通信速度を重視している人は注意してくださいね。

光コンセントを設置するときの注意点

光コンセントを設置する時に注意しなければならない点があります。注意点は以下の通りです。

上記の光コンセントを設置する時に注意しなければならない点について詳しく解説していきます。

設置できる場所は限られている

光回線を設置できる場所は限られているので、どこでも設置していいわけではありません。

戸建ての場合、光コンセントを一体型ではなく分離型に変更することで好きな場所に設置することができます。

しかしマンションの場合は、光回線を繋げた際に変更できないように壁に埋められているので、変更するのは厳しいです。

というのも変更する場合には、大家さんや管理人に話をしなければならないので注意してくださいね。

設置場所を変えるとかなりの金額がかかる

光回線の設置場所を変更する場合、費用が発生します。費用に関しては状況によって異なりますが、20,000円程度支払わなければなりません。

費用に関しても安くないうえ、新しく回線工事をする際にかかる費用とほとんど変わらない金額です。

変更できない場合ももちろんあるので、変更したい場合は、費用に関してもあらかじめ聞いておくのが良いでしょう。

光コンセントだけを設置できない

光回線を繋げるときに利用する光コンセントは、単体だけで設置することはできません。

というのも、戸建ての場合、外から光ファイバーを通して光コンセントと繋げるので、光ファイバーだけあっても利用することができません。

光回線を契約した場合に、光コンセントも同時に設置するので間違わないようにしましょう。

光コンセントを無料で設置できる？お得なキャンペーンがある光回線3選

光コンセントを無料で設置できるお得なキャンペーンがある光回線を3つ紹介します。

上記3つの光回線について詳しく解説していきます。

NURO光：顧客満足度No1を誇る光回線

NURO光は、顧客満足度No1を誇り、料金、通信速度を含め人気のある光回線になります。NURO光のおすすめする理由は以下の通りです。

NURO光の申し込み特典として以下の2種類から選ぶことが可能です。

上記の選べるキャンペーンを見ると初年度の月額料金980円がお得ですが、キャッシュバックを受け取れないことになるのですぐに欲しい方は43,000円キャッシュバックをおすすめします。

ドコモ光：キャンペーンが豊富な光回線

ドコモ光は、キャンペーンが豊富な光回線になっているうえ、dポイントを利用している人には嬉しい特典が多い光回線になります。ドコモ光をおすすめする理由は以下の通りです。

ドコモ光はキャンペーンが豊富で、dポイントをよく貯めている方には嬉しい20,000ptのキャッシュバックがあり、新規工事費も無料になります。

一番嬉しい特典として、ドコモを契約している人がドコモ光を契約すると毎月セット割で月額料金が安くなるので、ドコモのスマホを契約している方はおすすめです。

SoftBank光：超高速な通信の光回線

SoftBank光は、超高速な通信の光回線で光コラボの中では比較的通信速度が速い光回線です。ソフトバンクをおすすめする理由は以下の通りです。

Softbank光は、ソフトバンクユーザーにおすすめの光回線で、毎月セット割により1,100円の割引が発生するのでソフトバンクのスマホを利用している方は是非契約してみてくださいね。

光コンセントに関するよくある質問は？

光コンセントに関するよくある質問は以下のことが挙げられます。

上記のよくある質問について詳しく解説していきます。

光コンセントとONUのつなぎ方は？

光コンセントとONUのつなぎ方は以下の通りです。

• 光コンセントとONUは専用の光ファイバーケーブルで接続する
• ONUはLANケーブルでルーターと接続する

接続するONUは光回線業者によってことなるので注意しましょう。

NTT光コンセントの挿し方は？

NTT光コンセントの挿し方は、下向きになっているLANケーブル差込口に差し込むことになります。向きを間違えないようにしましょう。

光コンセントの「SC」の意味ってなに？

光コンセントの「SC」の意味は、光回線でインターネットを利用する際に使用するコンセントのことを表します。

まとめ：光コンセントが存在するならお得に光回線を契約できる

この記事では、

• 光コンセントとは？光回線を使いたい人には欠かせない！
• 光コンセントはどんな人に必要？通信速度を重視する人には必須
• 光コンセントの探し方｜簡単に設置場所を探す方法
• 光コンセントがない場合は？光コラボでも工事が必要
• 光コンセントを設置するときの注意点
• 光コンセントを無料で設置できる？お得なキャンペーンがある光回線3選
• 光コンセントに関するよくある質問は？

を紹介してきました。

結論として、光コンセントが存在するならお得に光回線を契約できるということになります。しかし光コンセントが無い場合、一から工事して設置しなければならないため、料金は高くなってしまいます。

おさらいとして、光コンセントを設置する際に注意すべきことは以下の通りです。

設置できる場所は限られている
設置場所を変えるとかなりの金額がかかる
光コンセントだけを設置できない

マンションやアパートなどの集合住宅で利用する場合は、大家さんや管理人に話をしてから契約するようにしましょう。