楽天モバイルへの乗り換えを検討しているけれど「いつ乗り換えるのが一番お得？」と、迷っていませんか？
実は、タイミングを間違えると通信費を二重に支払ったり、キャンペーンを逃したりすることもあります。
この記事では、楽天モバイルへの最適な乗り換え時期や注意点、最新のキャンペーン情報までをわかりやすく解説しますので、賢く乗り換えたい方はぜひ参考にしてみてください。
目次
楽天モバイルへの乗り換えは「月末」または「キャンペーン開催中」が最もお得
楽天モバイルへの乗り換えを検討しているなら、タイミングが非常に重要です。
結論から言えば、月末（23日〜25日頃）にMNP手続きを開始するのが最もお得なタイミングとなります。
多くのキャリアでは解約月の料金が日割り計算されないため、月初に解約すると1ヶ月分の料金を無駄に支払うことになってしまいます。
一方で、楽天モバイルは従量課金制（使った分だけ支払う）のため、乗り換えた月の料金は実際のデータ使用量に応じた金額のみです。
そのため、旧キャリアの締め日ギリギリまで使ってから楽天モバイルに切り替えることで、二重請求を最小限に抑えながら無駄なく乗り換えられます。
月末に乗り換えることでダブル請求を防げる理由
大手キャリアの多くは「月末締め」で、解約月の料金が日割りされません。
例えば、月額5,000円のプランを契約していて、月初の5日に解約しても月末の28日に解約しても、同じ5,000円が請求されます。
つまり、どうせ同じ料金を払うなら、月末まで使い切ってから乗り換えた方が断然お得です。
そのため、23日〜25日を目処に申し込みを開始し、遅くとも28日までに乗り換え手続きを完了させるのが理想的なスケジュールです。
楽天モバイルの大型キャンペーン時に乗り換えるメリット
楽天モバイルは定期的に魅力的なキャンペーンを実施しています。
2025年11月現在では、以下のような主要キャンペーンが展開されています。
- 三木谷キャンペーン：他社からの乗り換えで最大14,000ポイント還元（新規契約は11,000ポイント）
- iPhoneトク得乗り換え：対象iPhoneが最大40,000円相当お得
- スマホトク得乗り換え：Android端末購入で最大16,000ポイント還元
特に「三木谷キャンペーン」は専用リンクからの申し込みが必須であり、他のキャンペーンとの併用も可能なため、最も多くのポイントを獲得できるルートとなっています。
また、年に数回開催される「楽天マジ得フェスティバル」期間中は、通常よりもさらに高額なポイント還元が受けられることがあります。
キャンペーンには「申し込み前のエントリーが必須」という条件があるものも多いため、必ず申し込み前に公式サイトでエントリー要件を確認しましょう。
新規契約なら月初の契約がムダが少ないケースも
他社から乗り換えではなく、新規で電話番号を取得する場合は、月初の契約がおすすめです。
楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」は従量課金制のため、データ通信量に応じて料金が決まります。
- 3GBまで：1,078円（税込）
- 20GBまで：2,178円（税込）
- 無制限：3,278円（税込）
月初に契約すれば1ヶ月フルに使えるため、特に20GB以上使う予定の方は月初契約でも無駄がありません。
3GB以下の利用を予定している方も、月初契約で990円（税込）の料金で済むので、タイミングを気にする必要はほとんどありません。
「三木谷キャンペーン」実施中！
他社からの乗り換えで、最大14000ポイントもらえるキャンペーンです。
通常の公式サイト経由で乗り換えるよりも、8000ポイントも多くもらえますよ！
さらに今なら、新規契約でも11000ポイントに増量中！
※2024年5月末に終了予定だったものが延長しているので、予告なく終了する可能性があります。
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そもそも「乗り換えタイミング」が重要な理由
スマホの乗り換えでタイミングを意識しないと、思わぬ出費が発生するケースがあります。
ここでは、なぜ乗り換えタイミングが重要なのか、その理由を詳しく解説します。
キャリアによって解約日・課金日が異なる仕組み
携帯電話会社によって、それぞれ「締め日」は異なります。
締め日とは、利用料金を計算する期間の最終日のことです。
例えば、ドコモやau、楽天モバイルは「月末締め」ですが、ソフトバンクは契約者によって「20日締め」または「月末締め」のどちらかになっています。
- ドコモ：月末締め
- au：月末締め
- ソフトバンク：20日締め または 月末締め
- 楽天モバイル：月末締め
- ワイモバイル：月末締め
- ahamo：月末締め
- LINEMO：月末締め
- povo2.0：月末締め
- UQモバイル：月末締め
自分が契約しているキャリアの締め日を事前に確認しておくことで、最適な乗り換えタイミングを見極めることができます。
タイミングを誤ると発生する「二重請求」や「ポイント損」
乗り換えタイミングを誤ると、以下のような損失が発生する可能性があります。
二重請求のリスク
解約月の料金が日割りされないキャリアの場合、月初に解約すると1ヶ月分の料金が丸ごと請求されます。
さらに、乗り換え先の楽天モバイルでもデータ使用量に応じた料金が発生するため、実質的に2社分の料金を支払うことになります。
例えば、月額5,000円のキャリアを月初5日に解約し、楽天モバイルで20GB使った場合、5,000円+2,178円=7,178円の出費となります。
一方、月末25日に乗り換えれば、5,000円+2,178円でも、旧キャリアは月末まで使い切れるため損失感が少なくなります。
ポイント損のリスク
楽天モバイルのキャンペーンには「申し込み前のエントリーが必須」という条件があるものが多くあります。
事前エントリーを忘れて申し込んでしまうと、数千〜数万ポイントの還元を受けられなくなる可能性があります。
また、MNP予約番号には「15日間」の有効期限があるため、期限切れになると再取得が必要になり、手続きが遅れる原因にもなります。
乗り換え時期を意識することで得られる3つの経済的メリット
適切なタイミングで乗り換えることで、以下の3つのメリットが得られます。
- メリット1：旧キャリアの料金を最大限活用できる
- メリット2：楽天モバイルのキャンペーンポイントを最大化できる
- メリット3：年間の通信費を大幅に削減できる
月末まで使い切ってから乗り換えることで、支払った料金分のサービスを無駄なく享受できるだけでなく、キャンペーン開催期間中に申し込むことで、通常よりも多くのポイント還元を受けられます。
特に三木谷キャンペーンは他のキャンペーンとの併用できる場合があるため、最大で数万ポイントの還元を受けることも可能です。
楽天モバイルは大手キャリアと比較して月額料金が安く、乗り換えるだけで年間数万円の節約になります。
例えば、月額7,000円のキャリアから楽天モバイル（月額3,278円）に乗り換えた場合は月々3,722円、年間では44,664円もの節約になるでしょう。
家族4人全員で乗り換えれば、年間17万円以上の節約も視野に入ります。
楽天モバイルへの乗り換えに最適なタイミング
ここでは、さまざまなケース別に最適な乗り換えタイミングを具体的に解説します。
月末に乗り換えるとダブル支払いを防げる
多くのキャリアは解約月の料金が日割り計算されないため、月末近くに乗り換えることで無駄な支払いを防げます。
- 11月23日：楽天モバイルに申し込み（オンライン）
- 11月24日：本人確認完了、SIMカード発送
- 11月25日：SIMカード到着、MNP開通手続き
- 11月26日：楽天モバイル開通完了
- 11月30日：旧キャリアが自動解約
このスケジュールなら、旧キャリアの11月分の料金は発生しますが、月末までほぼ使い切った形になるため損失感がありません。
楽天モバイルは11月26日から開通しているため、11月中に使ったデータ量に応じて料金が発生しますが、数日間の利用なら3GB以下（1,078円）で収まる可能性が高いでしょう。
注意点
- 月末ギリギリ（29日〜31日）の申し込みは避ける
- 本人確認の方法によっては開通まで1週間かかることもある
- MNPワンストップ対応キャリアからの乗り換えなら手続きが簡単
端末の分割払いが終了するタイミング
現在使っているスマホを分割払いで購入している場合、支払いが完了するタイミングでの乗り換えがおすすめです。
大手キャリアでは「端末返却プログラム」を利用している方も多いでしょう。
例えば、48回払いで購入し、24回目の支払い後に端末を返却すると残りの支払いが免除されるプログラムです。
このプログラムを利用している場合、返却タイミングを逃すと残債を全額支払うことになるため注意が必要です。端末の残債状況は、各キャリアのマイページや店舗で確認できます。
乗り換え前に必ず確認し、返却が必要な場合は適切なタイミングで手続きを行いましょう。
楽天モバイルのキャンペーン開催中
楽天モバイルは年間を通じてさまざまなキャンペーンを実施しており、特にお得なのは以下のようなタイミングです。
- 年末年始キャンペーン（12月〜1月）
- 新生活応援キャンペーン（3月〜4月）
- 夏のキャンペーン（7月〜8月）
- 楽天マジ得フェスティバル（年4回程度）
キャンペーン内容は変更になることもあるので、乗り換える前に必ず公式サイトをチェックしましょう。
2025年11月現在、楽天モバイルで実施中の主要キャンペーンには以下のようなものがあります。
三木谷キャンペーン
他社からの乗り換えで14,000ポイント、新規契約で11,000ポイント還元されます。
専用リンクからの申し込みが必須のため、利用する際は注意が必要です。
事前に公式のキャンペーンページをチェックしておきましょう。
iPhoneトク得乗り換えキャンペーン
対象のiPhoneを購入すると、最大40,000円相当お得になる場合があります。
2025年11月時点では、一括払いまたは24回払いなら20,000円の値引き+他社からの乗り換えで20,000ポイント還元、48回払い（買い替え超トクプログラム）なら6,000ポイント+乗り換えで10,000ポイント還元となっています。
スマホトク得乗り換えキャンペーン
対象のAndroid端末を購入すると、最大16,000ポイント還元される場合があります。
これらのキャンペーンを活用すれば、実質的な乗り換えコストをほぼゼロにすることも可能です。
新規契約なら「月初の契約」で1カ月フルに使える
他社からの乗り換えではなく、新規で電話番号を取得する場合は月初の契約がおすすめです。
楽天モバイルの料金プランは従量課金制のため、使った分だけ支払う仕組みとなっています。
月初に契約すれば、その月を丸々1ヶ月使えるため、データ通信量を気にせず利用できるでしょう。
特に20GB以上使う予定の方は、月初契約でも月末契約でも料金は3,278円（税込）で変わらないため、月初契約の方が長く使える分お得です。
自宅のインターネット・電気サービスを楽天にまとめる時
楽天モバイルへの乗り換えと同時に、自宅のインターネットや電気も楽天サービスにまとめることで、さらにお得になります。
そのため楽天モバイルを契約する際は、以下のサービスを検討してみるのもオススメです。
楽天ひかり
楽天モバイルを利用している方が楽天ひかりに初めて申し込むと、永年毎月1,000ポイント還元されます。
月額料金は戸建てタイプで5,280円、マンションタイプで4,180円です。
ポイント還元により、実質的な負担額はさらに軽減されるでしょう。
楽天でんき
楽天でんきに乗り換えると、3,000ポイントがもらえるキャンペーンを実施しています。
電気料金の支払いでも楽天ポイントが貯まるため、楽天経済圏を活用している方には特におすすめです。
これらのサービスをまとめることで、楽天市場でのポイント還元率（SPU：スーパーポイントアッププログラム）も向上し、日常の買い物でもお得になります。
実際に楽天モバイルへ乗り換える手順【初心者でも簡単】
ここでは、楽天モバイルへの乗り換え手順を6つのステップに分けて詳しく解説します。
- STEP
必要な書類・準備物をそろえる
楽天モバイルへの乗り換えには楽天IDが必須のため、まだ持っていない方は申し込みの過程で無料で新規作成できます。
すでに楽天会員の方は、パスワードを思い出しておきましょう。
楽天ID以外で必要なものには、以下のようなものがあります。【本人確認書類】
本人確認書類として、以下のいずれかを用意します。- 運転免許証
- マイナンバーカード（個人番号カード）
- 運転経歴証明書
- 精神障がい者保健福祉手帳（※補助書類必要）
- 療育手帳（※補助書類必要）
- 身体障がい者手帳（※補助書類必要）
- 健康保険証（※補助書類必要）
- 日本国パスポート（※補助書類必要）
- 住民基本台帳カード（※補助書類必要）
※補助書類が必要な場合は、発行から3ヶ月以内の公共料金の請求書・領収書（電気・ガス・水道）、住民票、届出避難場所証明書のいずれかが必要です。
【支払い方法】
- クレジットカード
- デビットカード
- 銀行口座
- 楽天ポイント
- STEP
MNP予約番号を取得する（他社から乗り換える場合）
他社から電話番号そのままで乗り換える場合、MNP（モバイルナンバーポータビリティ）の手続きが必要です。
2023年5月から「MNPワンストップ」という制度が開始され、多くのキャリアではMNP予約番号の取得が不要になりました。もし、MNPワンストップに対応していないキャリアから乗り換える場合は、各キャリアのWebサイト・電話・店舗でMNP予約番号を取得する必要があります。
MNP予約番号には15日間の有効期限があるため、取得後は速やかに楽天モバイルへの申し込みを完了させましょう。
- STEP
楽天モバイル公式サイトまたは店舗で申し込む
準備が整ったら、楽天モバイルに申し込みます。
申し込み方法は「オンライン」と「店舗」の2つがありますが、オンライン申し込みの方が24時間いつでも手続きでき、待ち時間もないのでおすすめです。【オンライン申し込みの流れ】
- キャンペーンページまたは公式サイトにアクセス
- 「お申し込み」ボタンをクリック
- プラン・オプション・SIMタイプを選択
- 「他社から乗り換え（MNP）」を選択
- 電話番号を入力（MNPワンストップ対応の場合）
- 本人確認方法を選択
- 契約者情報を入力
- 支払い方法を登録
- 申し込み完了
多くのキャンペーンは「申し込み前のエントリーが必須」という条件があります。
特に三木谷キャンペーンは専用リンクからの申し込みが必須で、通常の公式サイトから申し込むと適用されません。
キャンペーンページをよく確認し、必要なエントリーを済ませてから申し込みましょう。 - STEP
SIMカードまたはeSIMを受け取る
SIMカードの場合は、申し込みから最短2日で、楽天モバイルから郵送物が届きます。
本人確認方法で「配送時に確認する」を選択した場合は、配達員に本人確認書類を提示する必要があります。一方、eSIMの場合は本人確認が完了すると、メールで通知が届きます。
「my 楽天モバイル」アプリから手続きを進めれば、最短3分で開通できるでしょう。
eSIMは物理的なSIMカードが不要なため、郵送を待たずに即日開通できるのが最大のメリットです。
ただし、本人確認方法で「AIかんたん本人確認（eKYC）」を選択しないと即日開通はできません。 - STEP
開通手続き＆初期設定を行う
SIMカードまたはeSIMを受け取ったら、開通手続きと初期設定を行います。
【MNP開通手続き】
- 「my 楽天モバイル」にログイン
- 右上のメニューから「申し込み履歴」をタップ
- 該当の申込番号を選択
- 「MNP転入を開始する」をタップ
- 手続き完了を確認
MNP開通手続きの受付時間は9時〜21時で、この時間内なら当日中に開通する可能性があります。
それ以外の時間帯は、翌朝9時以降の対応となるでしょう。【初期設定】
SIMカードの場合は、端末のSIMカードスロットに挿入します。
eSIMの場合は、「my 楽天モバイル」アプリからeSIMプロファイルをダウンロードします。その後、APN設定（Android端末の場合）や通信テストを行い、正常に通信できることを確認します。
詳しい手順は、SIMに同封されている手順案内書または楽天モバイル公式サイトの「初期設定ページ」で確認できます。
申し込み完了後、選択したSIMタイプに応じて手続きが異なります。 - STEP
データ移行とアプリ設定を完了させる
最後に、必要に応じてデータ移行とアプリの設定を行います。
楽天モバイルで通話料無料の恩恵を受けるには、「Rakuten Link」アプリの設定が必須です。
App StoreまたはGoogle PlayストアからRakuten Linkアプリをダウンロードし、楽天IDでログインします。Rakuten Linkを使えば、国内通話が24時間無料でかけ放題になります。また、新しい端末に機種変更する場合は、データ移行が必要です。
iPhoneの場合は「クイックスタート」機能、Androidの場合は「Googleバックアップ」機能を使えば、簡単にデータを移行できます。
LINEなどのアプリは個別にバックアップと復元が必要な場合があるため、事前に確認しておきましょう。
楽天モバイルに乗り換えるメリットは？
楽天モバイルに乗り換えることで得られる、主なメリットを解説します。
月額料金が安く、家族4人で年間10万円以上の節約も
楽天モバイルの最大の魅力は、料金の安さです。
「Rakuten最強プラン」は従量課金制で、使ったデータ量に応じて料金が決まります。
- 3GBまで：1,078円（税込）
- 20GBまで：2,178円（税込）
- 無制限：3,278円（税込）
大手キャリアの無制限プランは月額7,000〜8,000円程度かかるため、楽天モバイルに乗り換えるだけで月々4,000円以上、年間5万円近くの節約になります。
家族4人全員で乗り換えれば、年間20万円以上の節約も視野に入ります。
さらに「最強家族プログラム」を利用すれば、家族1人につき毎月110円の割引が適用されるため、3GBまでの利用なら月額968円で利用できます。
データ無制限でギガを気にせず使える
楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」は、20GB以上使っても月額3,278円（税込）でデータ通信が無制限です。
動画視聴やリモートワーク・オンラインゲームなど、データ通信量が多い方でも安心して利用できます。
テザリングも無制限で利用できるため、外出先でノートパソコンやタブレットをインターネットに接続する際にも便利です。
Rakuten Linkで国内通話かけ放題が無料
楽天モバイルの専用アプリ「Rakuten Link」を使えば、国内通話が24時間無料でかけ放題です。
Rakuten Link同士はもちろん、他社キャリアの標準電話アプリや固定電話にも無料で発信できます。
対象国と地域からであれば、海外から日本国内への発信も無料です。
- 国内通話かけ放題（無料）
- 海外から日本への通話（無料）
- SMS送受信（Rakuten Link同士は無料）
- キャリアメール（@rakumail.jp）
ただし、Rakuten Linkを使わず標準の電話アプリから発信すると、30秒22円の通話料が発生するため注意が必要です。
また、0570から始まるナビダイヤルや一部の特番（188など）は、Rakuten Linkを使っても有料となります。
楽天リンクについては、以下の記事も参考にしてみてください。
楽天ポイントが貯まりやすく、他サービスとも連携
楽天モバイルを利用すると、楽天市場でのポイント還元率が+4倍になります（SPU：スーパーポイントアッププログラム）。
さらに、楽天カードや楽天ひかり・楽天でんきなどのサービスを組み合わせることで、楽天市場での買い物時に最大16倍以上のポイント還元を受けることも可能です。
貯まった楽天ポイントは、楽天モバイルの支払いにも使えるため、実質的な通信費をさらに抑えることができます。
楽天経済圏をフル活用すれば、日常の買い物で貯まったポイントでスマホ代を賄うことも夢ではありません。
最新iPhoneやAndroid端末が割安価格で購入できる
楽天モバイルでは、最新のiPhoneやAndroid端末を他社よりも割安価格で購入できます。
特にキャンペーン期間中は、端末購入と同時に最大40,000円相当のポイント還元や値引きが受けられます。
また、「買い替え超トクプログラム」を利用すれば、48回払いで購入し、24回目の支払い後に端末を返却することで、残りの支払いが免除されます。
これにより、実質半額で最新機種を使い続けることができるのです。
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楽天モバイルに乗り換える前に知っておくデメリット
楽天モバイルには多くのメリットがある一方で、いくつかのデメリットや注意点もあります。
乗り換え前に、必ず確認しておきましょう。
通信エリア・速度が不安定な場合がある
楽天モバイルの主要回線である1.7GHz帯（バンド3）は、障害物に弱いという特性があります。
そのため、屋内や地下・山間部などでは電波が入りづらい場合があります。
ただし、2024年6月からプラチナバンド（700MHz〜900MHz帯）のサービス提供が開始され、建物内や地下でも繋がりやすくなりました。
プラチナバンドは障害物を回り込んで電波が届く特性があるため、今後さらに通信品質が改善されることが期待されます。
地方や屋内で電波が弱いケースも
楽天モバイルは都市部では問題なく使えますが、地方や山間部ではまだエリアが十分に整備されていない地域もあります。
楽天回線エリア外では、パートナー回線（au回線）に自動で切り替わりますが、こちらも無制限で利用できるため、通信量の心配はありません。
ただし、建物内や地下、人混みでは繋がりにくいという口コミも一部あります。
乗り換え前に、自宅や職場・通勤・通学ルートが楽天回線エリアに含まれているか、あらかじめ確認しておくことをおすすめします。
楽天モバイル公式サイトの「エリアマップ」で、詳細なエリア情報を確認できます。
Rakuten Link経由でない通話は有料
楽天モバイルで通話料無料の恩恵を受けるには、必ず「Rakuten Link」アプリを使う必要があります。
標準の電話アプリから発信すると、30秒22円の通話料が発生します。
また、Rakuten Linkを使っても、以下の番号への発信は有料となります。
- 0570から始まるナビダイヤル
- 188（消費者ホットライン）
- その他一部の特番
これらの番号への発信が多い方は、月額1,100円の「15分通話かけ放題オプション」の利用を検討しましょう。Rakuten Linkの通話品質については、「音質が悪い」「途切れることがある」という口コミもあります。
また、Rakuten LinkはIP電話（インターネット回線を使った通話）のため、通信環境によって音質が左右されることがあります。
店舗数が少なく、対面サポートが限られる
楽天モバイルの店舗数は全国に約1,000店舗で、大手3キャリア（2,000店舗以上）の半分程度です。
そのため近くに店舗がなく、トラブル時に対面でサポートを受けられない可能性があります。
ただし、楽天モバイルは電話やチャットでのサポート体制が充実しており、多くの問題はオンラインで解決できます。
また、店舗に行く場合は事前に来店予約をすることで、待ち時間を短縮できるでしょう。
店舗検索と予約は、楽天モバイル公式サイトから行えます。
他社キャリアのメールアドレスや特典が使えなくなる
他社から楽天モバイルに乗り換えると、以下のサービスが使えなくなる可能性があります。
- キャリアメール
- 家族割やセット割
- キャリア決済
キャリアメール
ドコモやau・ソフトバンクなどのキャリアと契約している場合、解約後にキャリアメールが使えなくなるため注意が必要です。
楽天モバイルでは、無料で「楽メール」（@rakumail.jp）が利用できます。
家族割やセット割
大手キャリアの家族割や光回線とのセット割は、解約後に適用されなくなります。
家族の通信費全体で考えると、楽天モバイルに乗り換えた方が安くなるケースが多いため、家族全員での乗り換えを検討しましょう。
キャリア決済
ドコモやauのキャリア決済を利用していた場合、乗り換え後は使えなくなります。
楽天モバイルでも「楽天モバイルキャリア決済」が利用できますが、対応サービスが限られているため注意が必要です。
失敗しないための確認ポイント【乗り換え前チェックリスト】
楽天モバイルへの乗り換えで失敗しないために、以下のチェックリストを確認しましょう。
自宅・勤務先の楽天回線エリアを確認
楽天モバイルの通信品質は、楽天回線エリアかどうかで大きく変わります。
自宅や職場、通勤・通学ルートが楽天回線エリアに含まれているかを、楽天モバイル公式サイトの「エリアマップ」で確認しましょう。
エリアマップでは、以下の情報が確認できます。
- 楽天回線エリア（ピンク色）
- パートナー回線エリア（黄色）
- 5G対応エリア（紫色）
楽天回線エリア内であれば、高速通信が無制限で利用できます。
パートナー回線エリアでも無制限で利用できますが、通信速度が若干遅くなる可能性があります。
現在のスマホが楽天回線対応端末かどうか
手持ちのスマホをそのまま使いたい場合は、そのスマホが楽天回線に対応しているかを確認する必要があります。
楽天モバイル公式サイトの「ご利用製品の対応状況確認」ページで、機種名を入力して検索してみましょう。
対応していない機種の場合、楽天モバイルで新しい端末を購入する必要があります。
iPhoneの場合、iPhone XS以降のモデルは基本的に対応しています。
Androidの場合は、機種によって対応状況が異なるため、必ず事前に確認しましょう。
データのバックアップをとる
乗り換え時にデータが消失するリスクはほとんどありませんが、念のためバックアップを取っておくことをおすすめします。
- iCloudバックアップ：設定アプリ → [名前] → iCloud → iCloudバックアップ
- パソコンでバックアップ：iTunesまたはFinderを使用
- Googleバックアップ：設定アプリ → Google → バックアップ
- アプリごとのバックアップ：LINE、写真アプリなど個別に設定
特にLINEのトーク履歴は、事前にバックアップを取らないと復元できなくなるため注意が必要です。
キャリアメールの代替手段を準備（Gmailなど）
他社キャリアのメールアドレスを使っている場合、乗り換え後に使えなくなる可能性があります。
事前にGmailやYahoo!メールなどのフリーメールアドレスを取得し、重要なサービスのメールアドレスを変更しておきましょう。
楽天モバイルでは、無料で「楽メール」（@rakumail.jp）が利用できます。
ただし、楽メールはRakuten Linkアプリから利用する形式のため、PCでのメール確認には不向きです。
普段からGmailなどのフリーメールを使っている方は、特に手続きは不要です。
残債や契約解除料の有無を確認
現在のキャリアで端末を分割払いで購入している場合、残債が残っているかを確認しましょう。
残債がある場合、乗り換え後も引き続き支払う必要があります。
また、「端末返却プログラム」を利用している場合は、返却タイミングを逃すと残債を全額支払うことになるため注意が必要です。
契約解除料（違約金）については、2022年7月以降、大手キャリアでは基本的に廃止されています。
ただし、一部の古いプランでは違約金が発生する場合があるため、事前に確認しておきましょう。
他社キャリアからの乗り換え費用と注意点
他社からの乗り換えには、さまざまな費用が発生する場合があります。
費用の内容については、以下の通りです。
【解約金・MNP転出手数料】
2022年7月以降、大手キャリア（ドコモ、au、ソフトバンク）では解約金とMNP転出手数料が廃止されました。そのため、基本的にこれらの費用は発生しません。
ただし、2022年6月以前に契約した一部のプランでは、契約更新月以外に解約すると違約金が発生する場合があります。
各キャリアのマイページや店舗で、現在の契約状況を確認しましょう。
【端末の残債】
端末を分割払いで購入している場合、残債が残っているかを確認する必要があります。
残債は乗り換え後も引き続き支払う必要がありますが、一括払いに変更することも可能です。
「端末返却プログラム」を利用している場合は、返却条件を満たせば残債の支払いが免除されます。
【乗り換えで失効するポイント・特典】
キャリアのポイント（dポイントやPontaポイントなど）は、乗り換え後も引き続き使えます。
ただし、キャリア独自の特典（家族割、セット割など）は失効するため、事前に確認しておきましょう。
楽天モバイルは「無料では使えない」って本当？【最新仕様の注意点】
楽天モバイルでは、かつて「1GBまで無料」というプランがありましたが、現在は終了しています。
かつての「1GBまで無料」サービスは終了済み
楽天モバイルは、2020年4月から2022年10月まで「1GBまで月額0円」という画期的なプランを提供していました。
このプランは大きな話題を呼び、多くのユーザーが楽天モバイルに乗り換えました。
しかし、2022年10月31日をもってこのサービスは終了し、現在は最低でも月額1,078円（3GBまで）の料金が発生します。
「楽天モバイルは無料で使える」という情報は古い情報なので注意しましょう。
よくある質問（FAQ）
楽天モバイルへの乗り換えに関する、よくある質問もまとめました。
Q
MNP予約番号の有効期限が切れたらどうなる？
A
MNP予約番号には15日間の有効期限があります。
期限が切れた場合、その予約番号は無効になりますが、再度取得することができます。
再取得に追加費用はかかりませんが、手続きに時間がかかるため、取得後は速やかに乗り換え手続きを完了させましょう。
楽天モバイルでは、MNP予約番号の有効期限が7日以上残っている必要があります。
そのため、取得後8日以内に申し込むことをおすすめします。
Q
楽天モバイルの開通までどれくらいかかる？
A
開通までにかかる時間は、本人確認方法とSIMタイプによって異なります。
eSIM + AIかんたん本人確認（eKYC）の場合は、最短3分で開通可能です。
本人確認が完了すると、すぐにeSIMプロファイルをダウンロードできます。
SIMカード + 書類アップロードの場合、申し込みから最短2日、通常3〜5日で開通します。
SIMカードが郵送されるため到着を待つ必要があり、月末に乗り換える場合は、配送期間を考慮して早めに申し込みましょう。
Q
店頭でも手続きできる？ネット申込の方が早い？
A
楽天モバイルは、店頭でも手続きができます。
ただし、店舗数が限られており、待ち時間が発生する可能性があるため、事前に来店予約をすることをおすすめします。
基本的には、オンライン申込の方が早く、手間もかかりません。
ただし、初めてのスマホ乗り換えで不安がある方は、店頭でのサポートを受けるのも一つの選択肢です。
Q
SIMカードとeSIMどちらが便利？
A
どちらにもメリット・デメリットがありますが、すぐに開通したい方や、最新のiPhoneを使っている方はeSIMがおすすめです。
機種変更を頻繁にする方や、eSIM非対応の機種を使っている方はSIMカードが便利です。
Q
不要になったSIMカードはどうすればいい？
A
楽天モバイルに乗り換えた後、旧キャリアのSIMカードは不要になります。
SIMカードには個人情報が含まれているため、適切に処分することが重要です。
特に、SIMカードのICチップ部分を切断することで、個人情報の漏洩を防ぐことができます。
楽天モバイルのSIMカードについても、解約後は同様に処分しましょう。
Q
家族全員で乗り換えるとどれくらいお得？
A
家族全員で楽天モバイルに乗り換えることで、通信費を大幅に削減できます。
- 大手キャリア（月額7,000円×4人）：月28,000円、年間336,000円
- 楽天モバイル（月額3,278円×4人）：月13,112円、年間157,344円
年間節約額：178,656円
さらに、「最強家族プログラム」を利用すれば、1人につき月110円の割引が適用されます。
家族全員で乗り換えることで、通信費の負担を大幅に軽減できるのです。
楽天モバイルの人気No.1は、データ無制限プランの安さ。楽天回線エリアなら使い放題、アプリ通話も無料で使えて経済的です。楽天ポイントも貯まりやすく、楽天経済圏ユーザーに特におすすめです。
| 月額料金 | 1,078円〜3,278円 (3GB〜無制限) |
使用回線 | 楽天回線 |
|---|---|---|---|
| 5G対応 | ○ | 口座振替 | ○ |
| eSIM対応 | ○ | 店舗サポート | ○ |
| かけ放題 | アプリで無料 | 通信品質 | ★★★★☆ |
ahamoはドコモ回線を使った高品質な通信が魅力。30GBの大容量データに5分以内の国内通話が無料でついて月額2,970円。海外82の国・地域でも追加料金なしで利用可能な点が特徴です。
| 月額料金 | 2,970円〜4,950円 (30GB/110GB) |
使用回線 | ドコモ回線 |
|---|---|---|---|
| 5G対応 | ○ | 口座振替 | ○ |
| eSIM対応 | ○ | 店舗サポート | ○（有料） |
| かけ放題 | 5分無料 | 通信品質 | ★★★★☆ |
LINEMOは3GBプランが月額990円と格安SIMの中でもコスパが高いのが魅力。LINEギガフリーでLINEアプリの利用時にデータ消費なしで、若年層を中心に人気です。オンライン完結で手軽に契約できます。
| 月額料金 | 990円〜2,970円 (3GB/10GB/30GB) |
使用回線 | ソフトバンク回線 |
|---|---|---|---|
| 5G対応 | ○ | 口座振替 | ○ |
| eSIM対応 | ○ | 店舗サポート | × |
| かけ放題 | オプション | 通信品質 | ★★★★☆ |
UQモバイルの人気No.1は、安定したau回線と手厚いサポート。全国展開の店舗網で初心者でも安心です。家族割やauセット割も適用できるため、auユーザーの家族におすすめの格安SIMです。
| 月額料金 | 1,078円〜3,278円 (4GB/15GB/33GB) |
使用回線 | au回線 |
|---|---|---|---|
| 5G対応 | ○ | 口座振替 | ○ |
| eSIM対応 | ○ | 店舗サポート | ○ |
| かけ放題 | オプション | 通信品質 | ★★★★☆ |
ワイモバイルは家族割や光回線セット割で大幅な料金割引が魅力。全国2,000店舗以上の実店舗サポートが充実しているため、対面サポートを重視する方におすすめです。PayPayポイントが貯まりやすいのも特徴です。
| 月額料金 | 2,365円〜5,115円 (4GB/30GB/35GB) |
使用回線 | ソフトバンク回線 |
|---|---|---|---|
| 5G対応 | ○ | 口座振替 | ○ |
| eSIM対応 | ○ | 店舗サポート | ○ |
| かけ放題 | オプション | 通信品質 | ★★★★☆ |
※料金はすべて税込価格です（2025年4月時点）
※各社のキャンペーンやプランは変更される場合があります。最新情報は各社の公式サイトでご確認ください。
まとめ：楽天モバイルへの乗り換えは「タイミング＋キャンペーン」で差がつく！
楽天モバイルへの乗り換えは、タイミングが非常に重要です。
月末（23日〜25日頃）に申し込みを開始し、旧キャリアの締め日までに乗り換えを完了させることで、二重請求を最小限に抑えられます。
また、楽天モバイルのキャンペーン開催期間中に乗り換えると、最大数万ポイントの還元を受けることができるケースもあります。
特に「三木谷キャンペーン」は、他のキャンペーンとの併用も可能な場合があり最もお得なルートです。
さらに、楽天モバイルには楽天経済圏との連携で通信費をさらに節約できるメリットもあります。
楽天市場での買い物や楽天カードの利用で貯まったポイントを、楽天モバイルの支払いに充てることが可能です。
家族全員で楽天モバイルに乗り換え、楽天経済圏をフル活用すれば、年間20万円以上の節約も夢ではありません。
適切なタイミングでの乗り換えと、楽天経済圏の活用で、賢く通信費を削減しましょう。
