スマホ料金の節約を考えているドコモユーザーの皆さん、楽天モバイルへの乗り換えを検討していませんか。
ドコモから楽天モバイルに乗り換えることで、月額料金を大幅に削減できる可能性があります。
しかし「本当に安くなるの？」「電波は大丈夫？」「手続きが複雑そう」など、さまざまな不安をお持ちの方も多いでしょう。
この記事では、ドコモから楽天モバイルへの乗り換えについて、手順からメリット・デメリット、キャンペーン情報まで詳しく解説します。
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目次
ドコモから楽天モバイルに乗り換える前に知っておくべきこと
ドコモから楽天モバイルへの乗り換えを成功させるには、事前の準備と情報収集が欠かせません。
料金の安さに魅力を感じても、自分の利用環境に適しているかの確認が重要です。
まずは乗り換え手続きで必要な書類や、SIMロック解除の要否、最適なタイミングなど、知っておくべき基本情報を整理しましょう。
乗り換えに必要な準備物を確認しておく
楽天モバイルへの乗り換え申し込みには、以下のものが必要です。
特にクレジットカードはすぐに発行できないため、あらかじめ用意しておく必要があります。
- 本人確認書類（運転免許証・マイナンバーカードなど）
- 楽天ID・パスワード（楽天会員でない場合は新規作成）
- クレジットカードまたは銀行口座情報
- 現在使用中の端末（楽天モバイルで継続利用する場合）
SIMロック解除が必要かどうかを確認する
ドコモで購入した端末をそのまま使う場合、SIMロックの状況確認が必要です。
- 2021年8月27日以降発売の機種：SIMロック解除不要
- 2021年8月26日以前発売の機種：SIMロック解除が必要
SIMロックの状況は、My docomoまたは端末の設定画面から確認できます。
乗り換えのベストタイミングかを確認する
ドコモから楽天モバイルへの乗り換えに最適なタイミングは月末です。
ドコモでは月額料金は日割り計算されず、契約更新月や解約金の制約がないこと、また楽天モバイルは従量制のためデータの使用料を抑えられるなど、月末に契約すべきメリットが多くあります。
また、楽天モバイルでお得なキャンペーンを実施している時期を狙うのも効果的です。
ドコモから楽天モバイルに乗り換えるメリット10選
ドコモから楽天モバイルに乗り換えることで得られるメリットは、料金の安さだけではありません。
データ無制限プランや通話無料サービス・楽天ポイントの活用など、多くの特典があります。
ここでは、乗り換えを検討する際に知っておきたい10の主要メリットを詳しく解説し、どれだけお得になるかを具体的に紹介します。
毎月のスマホ料金が大幅に安くなる
ドコモから楽天モバイルに乗り換える最大のメリットは料金の安さです。
| プラン | ドコモ（eximo） | 楽天モバイル |
|---|---|---|
| ～1GB | 4,565円 | 1,078円 |
| 1～3GB | 5,665円 | 1,078円 |
| 3～20GB | 7,315円 | 2,178円 |
| 20GB～無制限 | 7,315円 | 3,278円 |
無制限プランで比較すると、月々約4,000円もの節約が可能です。
シンプルで分かりやすい料金プラン
楽天モバイルの料金プランは「Rakuten最強プラン」のみで、非常にシンプルです。
Rakuten最強プランの特徴
- 3段階の従量制料金
- データ使用量に応じて自動的に料金が決定
- 複雑な割引条件やオプション設定が不要
このことから「乗り換え後のプラン選択が面倒」「自分に必要なプランがわからない」という場合でも、悩むことなく契約を進められます。
データがエリア内なら無制限で利用できる（
楽天回線エリア内なら、月額3,278円でデータ通信が完全無制限で利用できます。
動画視聴やゲーム・テレワークなど、データ使用量を気にせず利用可能です。
Rakuten Linkアプリで国内通話が無料かけ放題
楽天モバイル専用アプリ「Rakuten Link」を使用することで、国内通話が24時間無料になります。
Rakuten Linkの特徴
- 国内通話が完全無料（一部対象外番号あり）
- 海外から日本への通話も無料
- SMS送受信も無料
楽天ポイントが貯まる＆支払いにも使える
楽天モバイルの利用で楽天ポイントが貯まり、そのポイントで月額料金の支払いも可能です。
ポイント活用のメリット
- 月額料金100円につき1ポイント付与
- 楽天市場でのSPU（スーパーポイントアップ）対象
- 期間限定ポイントも支払いに利用可能
また楽天の利用で貯まったポイントを楽天モバイルの支払いに充てることも可能なため、楽天のサービスを利用するほどよりお得になります。
契約事務手数料が不要
楽天モバイルでは、契約事務手数料が完全無料です。
他社では通常3,300～3,850円かかる初期費用が不要なため、乗り換えコストを大幅に抑えられます。
一部端末はSIMカードの入れ替えだけで利用可能
楽天モバイル対応端末なら、SIMカードを差し替えるだけで利用開始できます。
面倒な設定作業が最小限で済むため、スマホ操作に不慣れな方でも安心です。
海外でも毎月2GBまで無料で利用できる
楽天モバイルなら、海外69の国と地域で月2GBまで無料でデータ通信が利用できます。
海外対応のSIMやWi-Fiを準備する手間がかからず、海外旅行や出張時の通信費を大幅に節約できる魅力的な特典です。
店舗サポートが利用できる
楽天モバイルは全国約1,000店舗でサポートを受けられます。
オンラインでの手続きに不安がある方でも、店舗での対面サポートが受けられることは大きなメリットです。
豊富な乗り換えキャンペーンでさらにお得
楽天モバイルではさまざまざなキャンペーンを実施しており、乗り換えでさらにお得になります。
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- 対象iPhone購入で最大36,000円相当お得
- Android端末購入で最大20,000ポイント還元
キャンペーンは早期に終了する場合もあるため、公式サイトを確認してよりお得に乗り換えられるよう活用しましょう。
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ドコモから楽天モバイルに乗り換えるデメリット・注意点
楽天モバイルへの乗り換えには魅力的なメリットがある一方で、注意すべきデメリットも存在します。
通信エリアの違いやドコモサービスの利用停止、Rakuten Linkの使用条件など、事前に把握しておかなければ後悔する可能性があります。
乗り換え前に必ず確認しておきたい重要な注意点について、くわしく解説します。
端末残債の支払いが必要になる場合がある
ドコモで端末を分割購入している場合、乗り換え後も残債の支払いが継続します。
楽天モバイルで新端末を購入すると、2台分の端末代金を支払うことになるため注意が必要です。
ドコモの割引（ドコモ光セット割など）が使えなくなる
ドコモから楽天モバイルに乗り換えると、以下のサービスが利用できなくなります。
- ドコモ光セット割（最大1,100円割引）
- みんなドコモ割（家族回線数に応じた割引）
- ドコモメール（@docomo.ne.jp）※有料継続は可能
- d払い等の一部ドコモサービス
特に家族でドコモを契約している場合は、契約回線数に応じた割引がなくなる点に注意が必要です。
通信速度やエリアの安定性はドコモに劣ることもある
楽天モバイルは人口カバー率99.9％を達成していますが、場所によってはドコモより繋がりにくい可能性があります。
特に地下や山間部で「繋がりにくい」という声があるため、このような場所で使用する場合は注意が必要です。
SIMカードのサイズや周波数帯に注意が必要
古い端末では、楽天モバイルの周波数帯に対応していない場合があります。
乗り換えを申し込む前に、楽天モバイル公式サイトの対応端末一覧で確認しておくことが重要です。
ドコモ関連サービス（d払い・キャリアメールなど）が使えなくなる
ドコモ固有のサービスは基本的に利用できなくなるため、事前に代替手段を準備しておきましょう。
特にサブスクリプションの支払いをd払いにしている場合は、自動的に解約となる場合もあるため、利用を継続する場合は支払い方法を確認し変更しておくと安心です。
Rakuten Linkを使わないと通話料が発生する
楽天モバイルで通話無料の恩恵を受けるには、Rakuten Linkアプリの使用が必須です。
標準の電話アプリを使用すると、30秒あたり22円の通話料が発生するため注意が必要です。
実店舗の数がドコモに比べ少ない
楽天モバイルの店舗数は約1,000店舗で、ドコモの約2,160店舗と比べると少なめです。
そのため、お住まいの地域に店舗がない場合は、オンラインサポートの利用が中心となります。
キャンペーン適用条件を満たす必要がある
楽天モバイルのキャンペーンには、細かな適用条件が設定されています。
事前に条件を十分確認したうえで申し込むことが重要です。
ドコモから楽天モバイルへの乗り換えがおすすめな人
楽天モバイルへの乗り換えは、誰にでもおすすめできるわけではありません。
利用環境や通信ニーズ、重視するポイントによって、メリットを最大限享受できるかどうかが異なります。
以下に挙げる条件に合致する方には、乗り換えがおすすめです。
楽天回線エリア内で利用できる人
自宅や職場・よく利用する場所が楽天回線エリア内にある方には、非常におすすめです。
また、Wi-Fi環境でのスマホ利用が多い場合にも適しています。
楽天モバイル公式サイトのエリアマップで、事前に確認しましょう。
スマホ料金をとにかく安くしたい人
月額料金の安さを最優先に考える方にとって、楽天モバイルは最有力候補です。
特に毎月20GB以上使用する方は、大幅な節約効果が期待できます。
電話を頻繁にかける人
Rakuten Linkアプリにより、通話料無料のメリットが大きい方におすすめです。
仕事で電話を多用する方や、家族との通話が多い方に適しています。
楽天市場や楽天カードをよく利用している人
既に楽天の各種サービスを利用している方なら、SPU対象でさらにお得になります。
楽天ポイントの活用範囲が広がり、総合的な節約効果が高まります。
ドコモから楽天モバイルへの乗り換えをおすすめできない人
多くのメリットがあるものの、楽天モバイルへの乗り換えをおすすめできない方もいらっしゃいます。
地方での利用が多い方や、通信の安定性を最重視する方、またドコモの各種サービス・割引の恩恵が大きい方などは、乗り換えによってかえって不便になる可能性があります。
乗り換えを避けた方が良いケースについて、具体的に紹介します。
地方など楽天回線エリア外で使うことが多い人
楽天回線エリア外での利用が中心となる方にはおすすめしません。
パートナー回線（au）利用時は月5GBまでの制限があるため、楽天モバイルの大きなメリットであるデータ無制限の恩恵を受けられません。
サポートや通信安定性を重視する人
常に安定した通信品質や、手厚いサポートを求める方には向いていません。
特にビジネス利用で通信の安定性が重要な場合は、慎重に検討すべきです。
高速通信を常に安定して利用したい人
動画配信や大容量ファイルの頻繁なやり取りなど、常時高速通信が必要な方にはドコモの方が適している場合があります。
ドコモのサービスや家族割引を継続したい人
「ドコモ光セット割」や「みんなドコモ割」などの恩恵が大きい方は、乗り換えメリットが少ない可能性があります。
家族全体での通信費を総合的に検討したうえで、契約を進めることが重要です。
ドコモから楽天モバイルに乗り換える手順【初心者向け完全ステップ】
ドコモから楽天モバイルへの乗り換え手続きは、MNPワンストップ制度により従来より簡単になりました。
しかし、乗り換え自体が初めての方には分からない点も多いのではないでしょうか。
ここでは事前準備から開通手続き・データ移行まで、乗り換えに必要な全ステップを分かりやすく解説します。この手順通りに進めれば、スムーズに楽天モバイルへの乗り換えができます。
手順①｜乗り換え前の準備をする
まず、必要な書類や情報を準備しましょう。
- 本人確認書類（運転免許証、マイナンバーカードなど）
- 楽天ID・パスワード（未登録の場合は新規作成）
- 支払い用のクレジットカードまたは銀行口座情報
- 現在使用中の端末（継続利用する場合）
端末を継続して利用したい場合は、楽天モバイルでの動作確認とSIMロック解除の要否も確認しておきましょう。
手順②｜楽天モバイル公式サイトで申し込む
楽天モバイル公式サイトから、乗り換えの申し込み手続きを行います。
申し込み手順
- 楽天モバイル公式サイトにアクセス
- 「新規/乗り換え（MNP)お申し込み」ボタンをクリック
- プランとオプションを選択
- 端末購入の有無を選択
- 契約者情報を入力
- 「他社から乗り換え（MNP）」を選択
- 本人確認方法を選択
- 支払い方法と受取方法を設定
手順③｜MNP予約番号を取得し、番号引き継ぎ手続きをする
楽天モバイルではMNPワンストップに対応しているため、予約番号の事前取得は不要です。
MNPワンストップの流れ
- 楽天モバイル申し込み完了後、my楽天モバイルにアクセス
- 「申し込み履歴」から該当の申込番号を選択
- 「電話番号の引き継ぎ（MNP）申請をする」をタップ
- ドコモを選択してMy docomoでログイン
- 転出手続きを完了
手順④｜SIMカード・端末が届いたら開通手続きを行う
選んだ端末が到着後、開通手続きを実施します。
開通手続き自体はいつでもできますが、実施したタイミングによっては当日中の開通とならない場合もあります。
- 9:00～21:00の受付：当日中に開通完了
- 21:01～翌8:59の受付：翌日9:00以降に開通完了
- SIMカードまたはeSIM情報が手元にある状態で実施
開通手続き完了と同時に、ドコモは自動解約されます。
手順⑤｜APN設定（ネットワーク設定）をして通信を利用可能にする
端末によってはAPN設定が必要です。
iPhoneの場合
- 他社のAPN構成プロファイルを削除
- 「キャリア設定アップデート」で楽天モバイル設定を適用
Androidの場合
- 設定画面からAPN情報を手動入力
- APN名：rakuten.jp、MCC：440、MNC：11など
手順⑥｜データ移行・アプリの引き継ぎ
新しい端末を購入した場合は、データ移行も忘れずに行いましょう。
iPhone同士であれば、クイックスタート機能で簡単に引き継げます。
またAndroid同士の場合は、Googleアカウントを同期するだけで引き継ぎが完了します。
異なるOS間であっても、OSが提供する移行サービスや各種移行アプリの利用などで移行できます。
【補足】ドコモでの解約手続きは不要！自動的に解約になる仕組み
楽天モバイルでMNP開通手続きが完了した時点で、ドコモは自動的に解約されます。
別途ドコモショップでの解約手続きは不要のため、時間や手間をかけずに乗り換えられます。
ドコモから楽天モバイルへの乗り換え時によくある質問
ドコモから楽天モバイルへ乗り換える際に多い疑問・質問についてまとめました。
Q.乗り換えに最適なタイミングはいつ？
月末（25日頃）が最適です。
ドコモの月額料金は日割り計算されないため、月末まで利用してから乗り換える方がお得になります。
ただし、月末ギリギリだと翌月にずれ込む可能性があるため、余裕を持って25日頃の手続きがおすすめです。
Q.ドコモのスマホをそのまま使える？SIMのみ契約は可能？
楽天モバイル対応端末なら利用可能です。
ただし、以下の条件を満たす必要があります。
利用条件
- SIMロック解除済み（2021年8月27日以降発売機種は不要）
- 楽天モバイルの動作確認済み端末
- 楽天モバイルの周波数帯に対応
事前に、楽天モバイル公式サイトの対応端末一覧で確認しておきましょう。
Q.違約金や解約金は発生する？
2021年10月1日に解約金は廃止されたため、基本的に発生しませんが、一部例外があります。
2025年3月1日以降の新規契約者は、1年以内に解約する際に手数料として1,100円必要です。
Q.楽天モバイルで購入できる最新機種は？
楽天モバイルでは、最新のiPhoneやAndroid端末を取り扱っています。
2025年取り扱い主要機種
- iPhone：iPhone 15シリーズ、iPhone 14シリーズなど
- Android：Galaxy、AQUOS、Xperia、OPPOなど
機種代金は他社より安く設定されており、キャンペーンでさらにお得に購入できる場合もあります。
楽天モバイルの乗り換えで利用できる最新キャンペーン情報
楽天モバイルでは、他社からの乗り換えユーザー向けに、魅力的なキャンペーンを常時実施しています。
ポイント還元や端末割引・楽天市場での特典など、うまく活用すれば乗り換えコストを相殺してさらにお得になることも可能です。
2025年最新のキャンペーン情報と適用条件・注意点について紹介します。
他社からの乗り換え限定キャンペーン
- 他社からの乗り換え：13,000ポイント
- 初めての申し込み：1,000ポイント追加
- 合計最大14,000ポイント還元
適用条件
- 事前エントリー必須
- 他社からMNPで乗り換え
- Rakuten最強プランを初めて申し込み
- 翌月末までにRakuten Linkで10秒以上通話
端末セット購入での割引特典
- 対象iPhone購入で20,000円割引
- 楽天モバイル初回申し込みで6,000ポイント
- 他社からの乗り換えで10,000ポイント追加
- 最大36,000ポイント分お得
Androidスマホも最大20,000ポイント還元となる対象機種があります。
楽天モバイル紹介キャンペーン
楽天モバイルを家族や友人に紹介することで、紹介者・被紹介者ともにポイントを獲得できます。
専用のQRコードやメール・SMSなどで簡単に紹介できるため、周囲に楽天モバイルへの乗り換えを検討している方がいる場合は、よりお得な乗り換えを実現できるでしょう。
いずれも終了日時が未定のため、最新の情報は楽天モバイル公式サイトでご確認ください。
楽天市場との連動ポイント還元
乗り換え後も、楽天モバイルの契約者であれば楽天市場での買い物で+4倍のポイントを獲得できます。
毎月の獲得上限は2,000ポイントですが、日常的に楽天市場を利用する方には大きなメリットです。
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まとめ｜ドコモから楽天モバイル乗り換えでお得にスマホを使いこなそう
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一方で、通信品質やサポート体制については、ドコモと比較して不便さを感じる面があることを理解しておく必要があります。
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ご自身の利用状況や重視するポイントを整理して、楽天モバイルが最適な選択肢となるかを慎重に判断してください。
