楽天モバイルでスマホを購入する際、失敗しない選択をするためには、おすすめしない機種を知っておくことが重要です。
本記事では、楽天モバイルでおすすめしない機種とその理由を詳しく解説し、逆におすすめの機種も紹介します。
コスパや性能を重視したい方必見の内容です。
目次
目次
- 楽天モバイルでおすすめしない機種の選定基準
- 楽天モバイルでおすすめしない機種3選
- 楽天モバイルでおすすめの機種5選
- 楽天モバイルでiPhoneを使うべきでない理由
- 機種選びの際に注意すべきポイント
- まとめ:楽天モバイルで後悔しない機種選び
楽天モバイルでおすすめしない機種の選定基準
楽天モバイルでおすすめしない機種の基準は、主に以下の3つに分類されます。
後継機種が発売されている
新しいモデルが登場していて、価格差がわずかなのに性能や機能が大幅に向上している場合は、旧モデルをおすすめできません。
最新機種へのアップグレードのほうが、大きなメリットが得られることが多いためです。
基本的なスペックが不足している
日常的な利用でもストレスを感じるほど処理能力が低い機種や、バッテリー持ちが悪い機種は長期的に見て満足度が低下しやすいでしょう。
機能を補うために周辺機器を揃えるよりも、満足できる機能を持つ機種を選択することをおすすめします。
他社で買った方が安い
楽天モバイルは分割サポートがないため、同じ機種でも他社キャリアで購入した方が大幅に安くなるケースがあります。
このような場合は楽天モバイルでの購入はおすすめできません。
楽天モバイルでおすすめしない機種3選
AQUOS wish4:普段使いギリギリの性能

価格:31,900円(楽天モバイル)
- 処理能力がAQUOS wish3からほとんど進化していない
- 普段使いでもギリギリのスペック
- 望遠・超広角カメラが非搭載
- ワイモバイルなら一括9,800円で購入可能
AQUOS wish4は2024年7月に発売されたエントリーモデルです。
MediaTek Dimensity 700を搭載していますが、前モデルからの処理能力の進化はほとんどありません。
カメラは1,300万画素から5,100万画素に強化されましたが、シングルレンズのままで撮影の自由度は限られています。
さらに、ワイモバイルでは同じ機種が一括9,800円で購入できるため、楽天モバイルで買うメリットが薄いです。
コスト重視なら他社で購入し、SIMのみ楽天モバイルに乗り換える方が賢明です。
AQUOS sense8:後継機種の方が優秀

価格:49,800円(楽天モバイル)
- 後継機AQUOS sense9が発売済み
- 後継機種はスペック・機能面が大幅強化
- 総合的な価格差がわずか
- 2025年の現時点では選ぶ理由が薄い
AQUOS sense8はミドルレンジスマホとしてコスパに優れ、カメラ性能も高く、バッテリー持ちも良好です。
しかし、後継のAQUOS sense9がすでに発売されており、基本スペックは若干向上しただけですが、機能面が大幅に強化されています。
ポイント還元キャンペーンを考慮すると総合的な価格差はわずかであるため、今からAQUOS sense8を購入するメリットはほとんどありません。
2024年2月に14,000円値下げされましたが、それでもsense9の方がおすすめです。
Xperia 5 V:ハイエンドだが現時点では割高

価格:105,490円(楽天モバイル)
- 同価格帯の他ハイエンドモデルと比較して見劣り
- Xperia 5シリーズの2024年モデル発売見送り
- コスパが悪く、値下げされない限り割高
Xperia 5 VはSnapdragon 8 Gen 2を搭載した高性能スマホで、日常利用から3Dゲームまで幅広く使えます。
しかし、2024年モデルの発売が見送られたこともあり、同じ価格帯の他社ハイエンドモデルと比較すると全体的に見劣りします。
2025年2月に152,400円から46,910円値下げされましたが、それでも価格に見合う価値があるとは言い難いです。
カメラ性能もハイエンドとしては控えめで、現時点では割高感が否めません。
楽天モバイルでおすすめの機種5選
逆に、楽天モバイルで購入するのがおすすめの機種を紹介します。
iPhone 15シリーズ:全キャリア最安値

価格:112,800円〜(楽天モバイル)
実質負担額:72,800円〜
- キャリア最安値で購入可能
- A16 Bionicチップ搭載で高性能
- 3Dゲームもサクサク動作
- 最大40,000円相当ポイント還元
iPhone 15シリーズは楽天モバイルで購入すると、他の大手キャリアよりも1〜2万円安く購入できます。
SoCにA16 Bionicを搭載し、処理性能も高く、カメラ画素数も1,200万から4,800万画素に向上しました。
Dynamic Islandも搭載されており、最新のiPhone16と比べても十分な性能を持ちながら、より安価に購入できます。
また最大40,000円相当のポイント還元も魅力です。
AQUOS sense9:バランスの良い高コスパ機

価格:57,900円(楽天モバイル)
実質負担額:37,900円
- Snapdragon 7s Gen2搭載で日常使用も快適
- 超広角カメラも5,030万画素に強化
- ハイエンド並みのPro IGZO OLED搭載
- ステレオスピーカー搭載
- 最大20,000円相当の還元
AQUOS sense9は2024年11月発売のミドルレンジスマホで、処理能力はAQUOS sense8から向上しています。
超広角カメラが800万画素から5,030万画素に大幅強化され、シリーズ初のステレオスピーカーも搭載。
画面はハイエンドと同じPro IGZO OLEDを採用し、スマホでの動画視聴が多い方に特におすすめです。
バランスの取れた高コスパモデルとして、日常使用に最適な選択肢です。
Xperia 10 VI:バッテリー持ち最強の高コスパ機

価格:68,900円(楽天モバイル)
実質負担額:52,900円〜
- Snapdragon 6 Gen 1搭載で処理能力アップ
- 4,800万画素のメインカメラ搭載
- 5,000mAhの大容量バッテリーで電池持ち抜群
- 軽量で持ちやすいデザイン
- 最大16,000円相当還元
Xperia 10 VIはSnapdragon 6 Gen 1搭載で従来より処理能力が向上し、普段使いから軽いゲームアプリまで快適に動作します。
5,000mAhのバッテリーで電池持ちに定評があり、1日中使用しても電池残量50%以上で2日間使用可能です。
バッテリー劣化防止技術により、3年使い続けても劣化しにくい点も魅力のひとつです。
また21:9のシネマワイドディスプレイで、映画視聴にも適しています。
OPPO Reno11 A:コスパ抜群のミドルレンジ

価格:43,890円(楽天モバイル)
実質負担額:23,890円
- MediaTek Dimensity 7050搭載で十分な処理能力
- 6,400万画素トリプルカメラ
- 120Hz有機ELディスプレイ搭載
- 5,000mAhバッテリーと急速充電対応
- 4年使用してもバッテリー最大容量80%以上維持
OPPO Reno11 Aは4万円台の手頃な価格ながら、日常利用に十分すぎる性能と機能を備えています。
前モデルよりバッテリー持ちが向上し、高速充電にも対応。
6.7インチの大画面でありながら、前モデルより薄く軽量化されています。
4年間使用してもバッテリー最大容量を80%以上維持できるため、長期使用を考える方にもおすすめです。
OPPO A3 5G:安くて耐久力に優れた最新エントリー機

価格:2万円台
- コスパ最強のエントリーモデル
- MIL規格準拠の耐久性
- 基本動作・カメラ・画面性能が良好
- A79 5G相当以上の性能を低価格で実現
OPPO A3 5GはOPPO A79 5Gとほぼ同等スペックながら、耐久力が向上し長く使えるように設計されています。
同価格帯で耐久性が特に強化された最新モデルとして、安さと性能のバランスに優れています。
楽天モバイルでiPhoneを使うべきでない理由
楽天モバイルでiPhoneを使用する際には、いくつかの問題点があります。
楽天リンクとの相性問題
楽天モバイルの最大の特徴である「楽天リンク」を使った無料通話サービスは、iPhoneではさまざまな制限があります。
- iPhoneではSMSの無料利用ができない
- 楽天リンク経由の通話に不具合が発生することがある
- 不在着信になってしまう、着信しても受話できないなどの事例が報告されている
これらの問題は、iOSのセキュリティ仕様に起因するものが多く、完全な解決策が提供されていません。
対応機種・機能の制限
楽天モバイルではサービスを利用できるiPhoneを明確に限定しています。
- iOS 14.5以降のバージョンが必要
- iPhone 6s以前の端末は対象外
- iPhone Xやそれより前のモデルでは、楽天ネットワークとauネットワークの自動切り替え機能が正常に動作しないケースがある
これらの制限により、古いiPhoneユーザーは楽天モバイルの恩恵を十分に受けられない可能性があります。
機種選びの際に注意すべきポイント
楽天モバイルで機種を選ぶ際には、以下のポイントに注意しましょう。
1. 他社価格との比較を必ず行う
楽天モバイルで購入を検討している機種が、他社(特にワイモバイル、UQモバイルなど)で大幅に安く販売されていないか確認しましょう。例えば:
- OPPO Reno11 A:楽天モバイルでは実質23,890円、ワイモバイルでは一括12,960円
- AQUOS wish4:楽天モバイルでは実質15,900円、ワイモバイルでは一括9,800円
このような場合は、他社で端末を購入し、SIMのみ楽天モバイルを使用する方が経済的です。
2. 最新機種の発売タイミングを確認する
後継機種が発売されている、または近々発売予定の場合は、旧モデルの購入は避けた方が良いでしょう。特に価格差がわずかな場合は、新モデルの方が長期的に見て満足度が高いケースが多いです。
3. 自分の使用目的に合った性能かチェックする
スマホの用途によって必要なスペックは異なります。
- 日常的な連絡や基本的なWebブラウジングのみ:エントリーモデルでも十分
- SNS、動画視聴、軽いゲーム:ミッドレンジモデルがおすすめ
- 3Dゲーム、動画編集など:ハイエンドモデルが必要
必要以上に高スペックな機種を選ぶと無駄な出費になり、逆に必要なスペックを下回る機種を選ぶとストレスの原因になります。
まとめ:楽天モバイルで後悔しない機種選び
楽天モバイルでスマホを選ぶ際には、以下のポイントを押さえましょう。
- おすすめしない機種を避ける
- AQUOS wish4:性能不足、他社の方が安い
- AQUOS sense8:後継機種の方が優秀で価格差が小さい
- Xperia 5 V:ハイエンドだが割高
- おすすめの機種を検討する
- iPhone 15シリーズ:キャリア最安値、高性能
- AQUOS sense9:バランスの良い高コスパ機
- Xperia 10 VI:バッテリー持ち最強の高コスパ機
- OPPO Reno11 A:十分な性能で手頃な価格
- OPPO A3 5G:安くて耐久力に優れた最新エントリー機
- iPhoneを選ぶ際の注意点
- 楽天リンクとの相性問題
- 対応機種・機能の制限
- 価格比較を忘れずに
- 他社で同じ機種がより安く購入できないか確認
- 楽天モバイルのポイント還元も考慮した総合的な判断を
これらのポイントを押さえて、自分の使用目的や予算に合った最適なスマホを選びましょう。楽天モバイルの料金プランは魅力的ですが、機種選びを間違えると後悔することになります。この記事を参考に、賢い選択をしてください。